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「理想の本棚。」編集後記:今年も、あの人の理想の本棚と、本を訪ねて

2024年12月2日発売 No.1021「理想の本棚。」を担当した編集者がしたためる編集後記。

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今年も、あの人の理想の本棚と、本を訪ねて

ブルータス恒例、毎年年末にかけての人気企画、本特集の季節になりました。今年も昨年につづき「理想の本棚」を編集テーマに掲げ、14名の方々の自宅やアトリエを訪ねて「本棚と本」にまつわるさまざまな話を伺ってきました。皆さんはどんな本を読み継いできたのでしょうか。皆さんの理想の本棚は、どういうものなのでしょうか?

同じ本棚といえども、持ち主によってその選び方や活用の仕方、本自体との関わり方も全くちがい、取材をしているとまるで暮らしや生き方についてのお話を伺っている気持ちになってきました。小さな頃からずっと大切に手元に残してある本をお持ちの方も多く、すぐどこに置いたか忘れてしまうタイプの自分としては、非常に羨ましくもありました。

7名の書き手によるBOOK IN BOOKのエッセイ集「思い出の本棚と、あの1冊。」も非常に読み応えがあり、あらためて本が愛おしくなります。今年の「理想の本棚」特集もぜひじっくり、ゆっくり読み進めていただきたい一号です。

放送作家、クイズ作家の矢野了平さんが小学生の頃に読んでいたクイズ本
放送作家、クイズ作家の矢野了平さんの本棚には、小学生の頃から読んでいるクイズ本が。堂々と名前が書かれていて、取材しているこちらも胸熱に。photo/Masanori Kaneshita
No.1021「理想の本棚。」ポップアップバナー

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