村岡総本舗(小城市/佐賀県)
歴史ある九州銘菓をモダンにアレンジ
佐賀県小城(おぎ)市の名物である小城羊羹。市内で営業する小城羊羹店は数十軒にも上るが、明治32(1899)年創業の同店2代目である村岡安吉が小城羊羹の名づけ親といわれている。
北海道産小豆を中心に、高級品とされる角寒天と糸寒天、さらに名水百選に選ばれた清水川水系の水を使用して作られる羊羹は、外はシャリッと、中はしっとりの食感を楽しめる。
“コーヒーに合う和菓子を”というコンセプトのもとに考案されたカシューナッツ羊羹は甘すぎず、ナッツのコクを堪能できる味わい。ウイスキーや焼酎とも相性が良い。
じゃない方
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江戸時代から続く伝統の製法で作られる本煉羊羹にカシューナッツがたっぷりと詰まっている。食べやすいサイズに切り分けられた小函も販売。1棹1,080円。
看板菓子
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砂糖のシャリッと感と、しっとり軟らかな食感の対比が特徴の切り羊羹のほか、日持ちのする流し込み羊羹も販売。味も小倉や本煉、抹茶など数種類から選べる。1棹800円。