BLOW UP(渋谷/東京)
音楽と会話から生まれる団欒のひととき。
道玄坂の裏手通りにひっそりと佇む店舗。カウンターを囲む6席の背後には、1960年代後半から現代の新譜まで、和モノやブラックミュージックのLPが並ぶ。「ホームパーティのような空間になることが理想です」と語るのは、自身もDJとして活動する店主の北村圭士郎(CHINTAM)さん。研究を重ね生まれた馬筋の煮込み600円やおでん250〜400円などメニューは幅広い。
Upstairs Records & Bar(下北/東京)
NYから始めた20年以上続くレコ屋。
DJバーで働いていた時にレコードに魅了されたという店主の永友慎さん。ブルックリンで始めた〈ウィークエンド・レコーズ〉は、多くの著名人も訪れた伝説の場所だ。帰国後もレコードショップを再開。「一枚のLPを何年もかけて探したり。免許もないので電車で回っています」と、アメリカ、マレーシア、韓国へ、自ら足を運ぶ。店頭では、1960〜80年代のLPを展開。
飲み屋 えるえふる/LIKE A FOOL RECORDS(新代田/東京)
ミュージシャンの辻友貴さんと會田洋平さんが、共同でオーナーを務める〈飲み屋 えるえふる〉。近隣にはライブハウス〈新代田フィーバー〉もあり、音楽好きにはたまらない溜まり場だ。“一日店長”と題して、アーティストを呼ぶことも。奥のショップでは、1990年代を愛してやまない辻さんセレクトのハードコア、インディロック、エモ、エレクトロニカの新譜のLPを揃えている。