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文筆家・木村衣有子のとっておきの1杯。〈Cise〉の季節のフルーツのノンアルカクテル

背筋を伸ばしていただくちょっと緊張する飲み物から、カジュアルに楽しめるようにもなったカクテル。今、文筆家・木村衣有子さんが選ぶとっておきの一杯は?

photo: Shinsaku Yasujima / text: Nozomi Hasegawa

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最初の一杯はアルコールフリーで

ありとあらゆるお酒を飲んできた中で、最近出会ったのが〈Cise〉の「季節のフルーツのノンアルカクテル」。柑橘系のフルーツの酸味と炭酸の組み合わせは、お酒っぽさを感じる要素でもあるなと、このカクテルがきっかけでノンアルコールドリンクに興味を持つようになりました。

ビールや蒸留酒などのお酒は遠くにいる造り手を想像しながら飲むことが多いですが、カクテルは目の前にいる人のアイデアをダイレクトに味わうことができるので、どちらかというと料理に近い気もしますよね。最近は、食事をしながらゆっくり過ごしたい日の「とりあえずビールで!」の代わりとしてオーダーするようになりました。

閉店間際に立ち寄った際には、翌日のための仕込み風景などをぼーっと眺めながら飲むこともあります。我を忘れずに楽しい夜を過ごしたい時には、ノンアルカクテルがちょうどいいんです。

〈Cise〉の季節のフルーツのノンアルカクテル

東京〈Cise〉の季節のフルーツのノンアルカクテル
甘夏ピューレの優しい甘味と酸味、果肉の食感を楽しめる「甘夏のノンアルコールカクテル」は甘夏の入荷状況によって春から夏にかけて提供。舌触りが爽やかで食事との相性も抜群。1,000円〜。

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