迷うたびに戻る、原点のような存在
20代の頃はこの手の本を手当たり次第読み漁(あさ)っていましたが、唯一衝撃を受けたのがこの一冊。確か〈PHAETON〉を立ち上げて2年ほど経った頃でした。
世界で成功しているブランドの実例を挙げながらその法則を導き出しているんですが、この本を読まずにブランドを始めるなんてブレーキが利かない車で爆走するようなもの。ブランドを始めたい人は必読です。
僕は本は必ず紙で読むんですが定期的に断捨離もしていて、それでも手元に残るものだけが自分にとって本当に必要な本。新しく何かを始める時、見失いそうになった時、何度も何度もこの一冊に戻ります。
戻るたび、やっぱり間違っていなかったと確認すると同時に、その都度違う角度からの新しい発見もあるから面白いんですよね。
