今週の全体の空模様
固定観念を解体せよ
「『社会って、共同体って、どうしても続けなきゃいけないんでしたっけ』。誰かが、どこかで言った言葉がよみがえる。いつだったかも、誰の言葉かもおぼえていない。ただ、生々しい声だけが耳に張り付いている。産めよ、増えよ、地に満ちよ。つくりなさい、つづけなさい、永遠に。生徒たちはこわい、こわいとまだ騒いでいる」
──永井玲衣『水中の哲学者たち』
今週は型破りな方法で仲間や共同体を守ることになりそうです。それは、今までにない連帯の形や、問題の解決法によるものかもしれません。
14日の朝に、蟹座満月を迎えます。満月の瞬間、“起点”を意味する東の地平線からは、冥王星（運命）が昇ってきています。そして、満月には逆行中の火星（欲求・闘志）が重なり、西の地平線の下で輝いています。
2024年7月の蟹座新月からの半年間、多くの人が、愛と平和や、弱い人にも優しい世界（共同体）を切望してきたはずです。しかし、このままではその願いを叶えるのは難しいと、今週の満月で気がつくでしょう。
蟹座には集団（共同体）の調和を求める性質があり、この満月の際には天王星（改革）が地の底（根の部分）にあります。共同体の変化を促しています。平和や豊かさを掴むには今までとは違うアプローチや発想の転換が必要なのだと、満月は語ります。
たとえるならば、古い殻を脱ぎ捨てなくては死んでしまう生き物の脱皮にも似ています。壊すべきものは壊し、捨てるべきものは捨て、見限るべきものは見限る胆力が求められているのです。
そして満月のタイミングで木星（希望）が、環境に埋没しない個性を確立することが必要だと示しています。個々の才能が際立てば、しなやかな、新しい連帯が始まるかもしれません。
今週は、山羊座エリアを運行する太陽が天王星と調和的に繋がります。さらに太陽は逆行中の火星とは対向しバチバチと火花を散らします。しかしその緊張した状態を海王星（融解性）が緩めることで、刺激的なインスピレーションを得られそうです。
牡羊座（3月21日～4月19日生まれ）
掛け違えたボタン
願ったことが叶っていないのであれば、立ち止まって今週までの半年間を振り返ると良いでしょう。進む方向ややり方が合っていなかったのかもしれません。
牡牛座（4月20日～5月20日生まれ）
ビターな友人
保守的なままでも、行動を起こすことができるようになりそうです。新しく知り合った人の個性や価値観に驚いたとしても、じっくり理解を深めていきましょう。
双子座（5月21日～6月21日生まれ）
コペルニクス的転回
多くの人に役立つ仕事をするには、大胆な発想の転換や、柔軟な考え方が必要になりそうです。技能を高めることで現状打破をしていきましょう。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1：小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」
蟹座（6月22日～7月22日生まれ）
ポジティブに和を乱す
大切なものを“守る”とは、脱皮を続けることだと気が付くかもしれません。集団の中で自分の力を思い切り発揮するイメージを持ってみましょう。
獅子座（7月23日～8月22日生まれ）
明るい氷解
抱えている望みを多角的に分析してみると、一人で叶えなければいけないという思い込みがほどけそう。友人に支えられることをポジティブに捉えられます。
乙女座（8月23日～9月22日生まれ）
見晴らしの丘
己の“正しさ”が相手にどのような影響を与えているのかを、客観的に見つめてみましょう。他者との境界線を明確にしてこそ、健康的な未来を構築できます。
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天秤座（9月23日～10月23日生まれ）
あえて乱す意味
方針を切り替えて未来を創るには、気ままさや個性を重視してみて新しい風を招かなければいけません。余分なものを手放すには良いときです。
蠍座（10月24日～11月22日生まれ）
語り部の魔術
この半年間で得たインスピレーションを人に語って聞かせることで、相手の価値観を変えることができそうです。過去にお世話になった人とも再会しそう。
射手座（11月23日～12月21日生まれ）
型を破って
人々が驚くような思いつきを実行し、ムーブメントを生み出すことも可能です。独創性のある仲間が加わって今後の道のりが楽しくなりそうな予感も。
BJW After Fes!!! ウイスキーとジャズの交差点はまだまだ続く
山羊座（12月22日～1月19日生まれ）
休息時間を大切に
時間の使い方を見直すことになる週です。ゆとりある状態を目指そうという考えになるような出来事が起こりそう。スキルアップにも取り組めそうです。
水瓶座（1月20日～2月18日生まれ）
健康第一
持ち前の反骨精神に火をつけるような出来事があるかもしれません。自分自身の才能を存分に発揮したいという気持ちが膨らんでいくでしょう。
魚座（2月19日～3月20日生まれ）
自分をもっと好きになる
モヤモヤする恋愛をしている人は、青空が広がるような境地にたどり着くかもしれません。楽観的な気持ちで思うままに進みたくなります。
是枝裕和監督が指南。〈シャネル〉主催のフィルムメーカーサポートプロジェクト、観覧レポート
