今週の全体の空模様
懐かしい場所へ
「『ふつう』には人を抑圧する面と、心を解放する面の両方があるのが重要である。『ふつうにしなさい』と言われると苦しいが、『そんなことされたら、ふつうは傷つくよ』と言われると助かる。『ふつう』には包摂と排除の両方が含まれている」
───東畑開人『ふつうの相談』
「懐かしい時代」に戻って浸りたくなる週。先週に引き続き、太陽と水星(コミュニケーション)、金星(愛と幸運)が蟹座を運行しています。蟹座は、庇護的で包み込むようなエッセンスを持っています。さらに、防衛心が強く、保守的な性質があり、仲間との連帯からくる安心感を重視します。
また、多数派や一般的という意味での「ふつう」に属することに価値を置くのが蟹座の特徴。多くの人と感覚を共有していこうとするサイン(星座)です。蟹座に天体が多く運行する今週は、包摂的なエッセンスや、共感の力に守られるでしょう。
魚座エリアの土星(社会性・責任)は速度を落とし、ステーション(留)という状態になり、30日には逆行し始めます。また土星が水星と調和的に繋がっているので、身内で集まって近況を報告し合ったり、親しい人と昔を懐かしんだりする場面が想起できます。これまでの苦労をねぎらいながら、“良かった時代”を思い出してエモーショナルになりそう。それとは別に、噂話がコミュニティ内に波紋を広げるようなことも予感されます。
さらに、逆行中の冥王星(運命)と木星双子座が緩やかに繋がっていることにより、個人のレベルだけではなく、社会や世界という大きな枠組みにおいても、過去を振り返る動きが起こるでしょう。
蟹座エリアの金星は、牡牛座エリアの火星と調和的にコネクトしていきます。「まず生きている人間の心と身体を大切にする」「人が制度に合わせるのではなく、人に制度を合わせていく」といった考えが実社会に反映されそうです。必要なものを大きな声で要求することが重要になる場面かもしれません。
牡羊座(3月21日~4月19日生まれ)
食卓を囲んで
家族や仲間といった「ホーム」がテーマになりそうです。心地よい居場所について再確認するときになるでしょう。
牡牛座(4月20日~5月20日生まれ)
安心して、沈む
心を穏やかにしてくれる言葉に出合えそう。無理に明るくする必要はないので、ままならない状態を受け入れていきましょう。
双子座(5月21日~6月21日生まれ)
千里の道も
環境の変化に戸惑ってしまうかもしれません。一度立ち止まり、心と体を整えてみましょう。日々の小さな仕事に誠意を込めていくこと。
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蟹座(6月22日~7月22日生まれ)
泣いて笑って
気持ちが沈むことがあるかもしれません。火星と金星が繋がると、笑って乗り越えていけるパワーが生まれそうです。
獅子座(7月23日~8月22日生まれ)
しなやかな枝のように
やりたいことがどんどん増えていきそうです。多くの人と出会ってインスピレーションを受け将来への意識も変わるとき。
乙女座(8月23日~9月22日生まれ)
しっとり柔らか
目の前の人が大切にしている精神的なものを知る必要が生まれそう。相手の感性を受け入れる姿勢が誠実さになります。
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天秤座(9月23日~10月23日生まれ)
さらに磨くために
素晴らしい指導者に出会えそうな週。体を動かしながら習ったことを実践していけるでしょう。頼もしい助っ人もやってきそうです。
蠍座(10月24日~11月22日生まれ)
巡り巡る
世界を良くすることで自分の大切な人にも良い影響があるとイメージし、世のために知識やスキルを身につけていきましょう。
射手座(11月23日~12月21日生まれ)
原点回帰
先祖の歴史を辿ったり、地域の風習などに触れたりしたくなるでしょう。自分自身が何からできているのかが明確になります。
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山羊座(12月22日~1月19日生まれ)
懐かしい夏へ
友人と集まるシーンが浮かぶ週。旧友とタイムカプセルを掘り出すようなイメージです。様々な記憶が湧き上がってくるでしょう。
水瓶座(1月20日~2月18日生まれ)
不確かだけどそこにあるもの
今週は、論理ではなく、直感や感情による判断を求められそうです。他者に尽くすことで、自分が回復することもあるでしょう。
魚座(2月19日~3月20日生まれ)
弱さと強さ
些細なミスを繰り返してしまいそう。ただ、後戻りしても大丈夫。友人からのフォローや声援も届きそうです。
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