蠍座の星模様
優しさ強調
蠍座にとって、山羊座エリアは「コミュニケーション・言語の部屋」であり、活発な対話を意味する場所です。今週はこのエリアに太陽(創造性)・水星(知性・コミュニケーション)・火星(意欲・闘争心)・冥王星(運命・極端さ)が運行します。習い事を始めるのに良いタイミングです。意識して新しいものに触れてみましょう。山羊座のエッセンスには「伝統的なもの」が含まれているので、たとえば書道や茶道なども良いかもしれません。
今週11日の山羊座新月には逆行中の天王星(改革・刷新)が仲良くコンタクトしています。対話することで、目の前にいる人の意外な一面を知ることができそうです。相手に対する印象が変わり、そこから新たな関係性を築いていけるかもしれません。
さらに火星と土星(責任・社会性)と木星(成長・拡大)が調和的に繋がります。人の本音を聞くには、自分が心を開いていることが大切なのだと気がつくでしょう。また、蠍座には鋭い「批判力」が備わっていますが、相手を受け入れながら話を聞くために、その針は仕舞っておきましょう。アファメーションは「対話スキルを磨くこと」をテーマにしてみましょう。
金星(愛と喜び)は、「所有・財源の部屋」であり、“価値”を意味する場所を運行しています。今の自分には価値があると思えるとき。さらに、良いものと巡りあう“買い物運”や金運もアップするときです。宝くじ購入も良いでしょう。
今週の全体の空模様
運命を創り出す
「そこに祈りがある。願いとさだめとを内面的につなぐものは祈りだよ。祈りは運命を呼びさますのだ。運命を創り出すと言ってもいい。」
──倉田百三『出家とその弟子』
1月4日に火星(勇気・闘争心)は山羊座エリアに入りました。火星にとって、山羊座エリアは戦うパワーを遺憾なく発揮できる場所です。今週は14日に水星(知性・コミュニケーション)も山羊座エリアに移動し、太陽(公的な意識)、水星、火星、冥王星(時代・運命)の4天体が山羊座に運行することとなります。世の中の関心は、社会構造の是正や公共の利益などに向かっていくでしょう。
11日は、山羊座エリアで新月となります。新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。
そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。
各星座ごとにテーマが変わりますが、「社会全体への貢献のために自分のできることをする」ということは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の山羊座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
この新月から満月までの半年間で、全体(社会構造)が病んでいれば、いくら自分が努力をしても報われることがないのだと気がつきそうです。「私たちがどんな政治を求めるのか」というテーマが膨らんでいきます。市民(国民)が「手探りでもいい、試しにこの方向にみんなで行ってみようか」と団結して、「社会という船」の舵取りをしていけるときです。未来への道を照らすような目標を掲げることが大切になります。
力を合わせて積極的に“治癒”や“回復”を求める新月(種蒔き)です。
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