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雨宮零の改運指南:健康運や仕事運、様々な運を上げる鍵は「香り」

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもので、運は、良くも悪くも改まっていくという考え。どうすれば、運を良くする(開運する)ことができるのか、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。前回の「努力と実力がそろっていても運が来ないときは?」を読む。

Edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

5月は「傲慢・尊大」といったキーワードが幅を利かせる月になりそう。このタイミングで出た結果に対して、感謝や謙虚さを忘れがちになったり、他人を押しのけてでも自分の我を通したくなる時勢です。また逆に、謙虚さが過剰になり、かえって慇懃無礼と思われたり、他にへつらい、自らを卑しめないように注意しましょう。今の自分や環境への感謝の気持ちを忘れずに、今後の目標や夢や願望などの見直しをすることで運気はアップ。今月の全体的な時勢は少々厳しいと言えますので、健康なども含めた「基盤」や「自力」を補っていくお話をします。

前回の「努力と実力がそろっていても運が来ないときは?」を読む。

お香など香りを使って、目に見えない力を引き寄せる

2021年11月15日付けコラムで、中国占術における「縁と香り」のお話をしましたが、今回はもう少し違った視点から「香り」に関するお話をします。

 少々スピリチュアルなお話になりますが、お墓参りやお仏壇などでお線香をあげるのは、「故人は香りを食べる」と考えられているからです。

霊体となった方は人間と同じ固形物は食べられないので、香りを食べるそう。お供え物なども包んだままではなく開けた状態でお供えするのが良いと言われているのは、このためです。

また、人間の五感のなかで、もっとも根源的な感覚は嗅覚と言われており、運のような目に見えないものを感じる力は、この嗅覚が優れていると考えられているのです。

そのような観点からも、香りというのは、目に見えないものや力を引き寄せる大切なファクターとなります。

香りや嗅覚的な部分を具体的に使うのにオススメな開運法が、お香を焚くこと。

風水的に考えると、トイレは健康運やその家の人間関係とつながる場所になりますので、トイレでお香を焚くと、それだけで立派な健康アップ、家内安全の開運法となりえます。

特にトイレは水が溜まっていることから、邪気も溜まりやすいので、しっかりとした換気も大切。

また、2021年10月1日付けコラムで玄関を綺麗にする開運法をお話ししましたが、仕事運をアップさせたいときは、玄関を綺麗に保ちながらさらにお香を焚くと仕事運がアップします。お香を焚くときは朝一番がオススメです。

なお、生花は邪気を吸ってくれるといわれているので、お香を焚くのが難しい場合は、お花を飾ることもオススメ。健康運や家内安全、仕事運をアップさせたいときは、ぜひ試してみてください。

唐田えりか

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