改運と開運
「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。
今月の時勢
4月をより良く過ごすコツは「喜び、楽しむこと」です。また「時」や「タイミング」を大切にすることが重要なとき。いつも以上に正しいものや人の下に物事や人が集まる時勢。さらに、今まで努力して溜めてきた力が、時が至ってやっと効果が発揮されるときでもあり、結果が表れ、いろんなことが進むでしょう。そして、自分もまた、「正しいものに従うとき」でもあるので、妥協はせず、これはと思うタイミングは逃さないようにしましょう。今月は、運というものや、その流れについてお話しします。
前回の「良い運気を得るには、進行方向右側へ」を読む。
ルーティンを変えて動きをつくる。邪魔が入ってもめげずに
前回は、乗り物を使った運のエネルギーチャージの方法をお伝えしましたが、今回は運の考え方について。
「運」と一言でいっても、そもそも運という定義や仕組みははっきりしていません。運が良いかとか悪いかという考え方は人によって異なりますし、「運とはこれひとつ」とは言い難いものなのです。
しかし、大前提として、運とは何かということを把握しておく必要があります。
東洋占術には「天命思想」というものがあり、これはまたの機会に詳しくお話ししたいと思いますが、今回は「天からのミッション」だと考えてください。
この天からのミッションを達成する人に対して場をつくるのが、いつもご紹介している開運法です。
自分の努力は当然必要ですが、努力の延長線上にはなく、影響してくるものが運です。今回は、努力も実力もそろったのにタイミングに恵まれない、というときにできる簡単な開運法です。
それは、「いつものルーティンを変えること」。これらは特に動きがある行動がオススメ。いつもより早起きをする、あまり本を読まない人が本を読む、一駅歩くとか通勤経路を変更することで、流れを変えることができるのです。
ただし、開運法をするとき、「本当に運の流れを変えようとすると邪魔が入る」という考え方があります。つまり、自ら動いて運を改めようとすると、邪魔が入り、本来の流れにとどまろうとするような妨害が入ると考えられているのです。
つまり、「通勤経路を変更しようとしたら事故によりできなかった」とか、「前回の『乗り物では右側に座る』をしようとしたら目の前で席が埋まってしまった」などは、その開運法が有効なものである証拠。少しくらい邪魔が入っても、めげずに続けてみてくださいね。
