竹できたエコな服を着て、最近カスタムオーダーした自転車でやってきた森星さん。とにかく何にでもこだわる。自転車も同じ。
「男の子のモノ選びに対する真摯な姿勢に憧れるんです。だから私も、朝起きてトレーニングに行くときだって、とことんこだわった自転車で行きたいって思って。」
立ちこぎが得意な星さん。肩に掛けているフリンジは、使わなくなったレザーをアップサイクルして作ってもらった自転車用の鍵。 
サドルに付けるバッグも、鞄職人のナツカさんが鍵と同様に古着で手がけたもの。
「原宿のピストバイク店〈ブローチャーズ〉で扱う〈リーダーバイク〉のものをカスタムしました。埼玉の〈鶴岡レーシング〉で、フレームにフィンを取り付けてもらったり、ピンストライプをケン・ザ・フラットトップさんに依頼したり。」
ビーチクルーザー調のハンドルにしたのは、ビキニ姿で自転車に乗るハワイの女の子に憧れたからだ。
「こだわって作ったものは乗っていても、玄関に置いていても気持ちが良い！幼い頃に兄の自転車に乗らされていたから、メルヘンちっくなモノが欲しくてバービー人形みたいな自転車を買ったことがあるんです。あれはやっぱり長続きしなかったな（笑）」
