「ブラジル＝サッカー」ではなくなる
世界のYouTube急上昇を1ヵ月チェックして分析する連載。今回の国は「ブラジル」。もちろんサッカーの動画が多かったのですが、それと同じくらいランクインしているものがありました。
それは、サッカーシール開封動画です。ポケモンカードみたいなパックにシールが10枚くらい入っていて、それのレアを引き当てられるのか？という動画。メッシやネイマールなど同じ選手でも光り方が違ういろんなレアリティが存在し、とんでもない高値がついている様子。
日本だと競技人口がバラけますが、圧倒的に人気のスポーツがある国っていうのにも憧れます。共通の話題があり、熱狂できる。そんなブラジルで今熱が高まっているのがゲーム市場。世界有数の「eスポーツ大国」だといわれています。ネットにアクセスできる環境を持てない貧困街から、スター選手が輩出し億万長者に。
世界チャンピオンになったNOBRU選手は「eスポーツ界のネイマール」のような存在。毎日7時間くらいゲーム生配信してます。中南米はゲームの開発が盛んらしく、急上昇にも少人数低予算で作られていそうな見たことのないインディゲームがランクインしていました。ペレやジーコの曽孫が球を蹴らずにゲームに熱中するような日が来るのも近いかも。
