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江古田〈シャマイム〉で味わうイスラエル料理。WORLD GOURMET GUIDE Vol.13

世界中の料理店がギュッと集まる町、東京。1ヵ国1店舗、計30ヵ国を巡る食の旅へとご案内。その国のことをより深く知るための音楽・映画・本も、各分野のプロがセレクトしました。次の週末は、思い立ったらすぐ行ける外国へ。

photo: Kenya Abe / text (restaurant): Ai Sakamoto / text (culture): Ryota Mukai

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イスラエルについて

1948年建国。面積は約22,000km2、人口約934万人を数える。世界中に散らばっていたユダヤ人が移住したことから、食文化も多彩だ。彼らが各国より持ち込んだ料理と、国が位置する地中海東部沿岸の料理が混在。有名なフムスやファラフェルは中東を代表するメニューでもある。

シャマイム(江古田)

1995年オープン。シェフの北岡タルさんは97年から勤務し、2004年店主になった。野菜や豆、ハーブをたっぷり使った料理はヘルシーかつ食べ応えもあり、自家製ピタパンにもイスラエルワインにも合う。「故郷で食べていた現地の味を再現しつつ、日本人の口にも合うよう調整もしています」とシェフ。全15品が揃う食べ放題コース1人2,444円がオススメ。

江古田〈シャマイム〉店内
江古田〈シャマイム〉店内

イスラエルを楽しむ本

セレクター:幅允孝(選書家)
はば・よしたか/今年出版レーベル〈すなば〉をスタート。写真集を発売。

ヘブライ語で言ってみよう

現地の言葉で「ありがとう」:トダ・ラバ

現地の言葉で「おいしい」:タイーム

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