〈ixc.〉
AIR FRAME 3005 DEN
日本の住宅にも馴染む、無駄のないシャープなフォルム
「ミニマムなのに温かみもある。イギリス建築界のスター、デイヴィッド・チッパーフィールドの名作です。日本のブランド〈ixc.〉のために考えられたので、サイズも雰囲気も日本の住宅に馴染みます」。天板は、超軽量で頑丈なアルミハニカムパネルのアルマイト仕上げ。ブラックウォルナットの薄い板を張っている。厚さ2cmとシャープだが強度は抜群。
〈ETHNICRAFT〉
OAK BLACKBIRD DESK 2DRAWERS
リビングに置いてもいい、奥行きの浅いコンソールタイプ
「奥行きが40cmと浅めで飾り棚のように美しい。リビングに置いて、デスクワークの時だけ椅子を合わせて使ってもいいですね」。取っ手のないシンプルな引き出しは、軽く押すことで開け閉めできる。〈エスニクラフト〉はベルギーの家具ブランド。森林管理評議会の基準にかなう無垢材を無塗装で仕上げるなど、素材の使い方に定評あり。
〈Stellar Works〉
Risom Desk
木目が美しい北欧ミッドセンチュリーの名作デスクを復刻
「天板のアールや真鍮(しんちゅう)の金具など、さりげないけど気が利いていて、長く使ううちに愛着が湧くと思う。幅は狭めですが奥行きがあって使いやすい。背面も美しいので壁から離してレイアウトしてもいいですね」。デザイナーは、北欧ミッドセンチュリーを牽引したジャン・リソム。彼が1968年に発表した木製デスクを、上海発のブランド〈ステラワークス〉が復刻した。ウォルナット材。
〈THONET〉
S285/1
美しくて合理的。モダニズムを象徴するスチールパイプの家具
デザインはマルセル・ブロイヤー。パイプを曲げた「ワシリーチェア」で有名なモダニズムの建築家。1本のスチールパイプが天板と引き出しを支えるこのデスクは、ブロイヤーも関わった20世紀ドイツの芸術学校バウハウスの理念「芸術と技術の融合」を実現したもの。「引き出しの上に植物やオブジェを置いて、ゆったり使いたいですね」。パイプはクロームメッキ仕上げ。天板や引き出しはアッシュ材。