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ナチュラルワインのお店ガイド:幡ヶ谷〈ワインショップ・フロー〉グラスを傾け、音を楽しみ、今日の一本を選んでみる

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Natsumi Kakuto / text: Ku Ishikawa

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グラスを傾け、音を楽しみ、
今日の一本を選んでみる

六本木の名店〈祥瑞〉出身の深川健光さんが、2017年に開店したワインショップ。地下1階の扉を開ければ、壁一面が無垢材で覆われた角打ちスペースが現れ、夜な夜な地元の人々が集う風景は、幡ヶ谷の名物に。

ワインショップ・フロー(東京/幡ヶ谷)店主の深川健光さん

「基準は体に優しいもの。これはずっと変わりません。家でカジュアルに飲んでほしいので値段は2,000円台から用意して、亜硫酸はなるべくゼロで。そして2〜3日経ってもなるべく劣化しないものを薦めています」。角打ちだけではもったいない。ぜひ半円形の扉の向こうのセラーへ。

ラバスコ ビアンコ・ダ・パスト・カンチェッリ 2020
ラバスコ ビアンコ・ダ・パスト・カンチェッリ 2020/イタリア・アブルッツォ州の女性生産者、イオーナ・ラバスコ。「ミネラル感のある爽やかな味わいに、軽い揮発酸がアクセントに。アルコール度数は9.5%で、SO2無添加。暑い季節に最高です」。ボトル3,300円。

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