Drink

Drink

飲む

ナチュラルワインのお店ガイド:富山〈ワインバー アルプ〉ワイナリーで働いた店主と深めるワイン体験を

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Hiroko Takeda / text: Ku Ishikawa

連載一覧へ

ワイナリーで働いた店主と深めるワイン体験を

富山城近くのワインバーには、この世界に心も体も魅了された店主・池崎茂樹さんがいる。「お出しする以上はきちんと理解していたい。結果、訪問した生産者がセレクトの核に」。“おいしいワインとは何か”という答えを探しに、独立前は仏・オーヴェルニュにあるパトリック・ブージュのドメーヌに転がり込み、1年間住み込みで働いた。

ワインバーアルプ(富山/富山)店主の池崎茂樹さん

身銭を切って飲んだワイン、会った生産者は数知れず。「日本でのナチュラルワインのこれまでの文脈を、僕なりのやり方で、これから飲み始める若い世代にも伝えていきたい。知識があるともっと楽しくもなるんです」。

パトリック・ブージュ&ジュスティン・オアゾー エム 2019
パトリック・ブージュ&ジュスティン・オアゾー エム 2019/「恩師のパトリックが友人から分けてもらったブドウ、ムロン・ド・ブルゴーニュで造った一本です。ラベルはアルプのロゴイラストを手がけたカップルがデザイン」。グラス1,200円、ボトル7,000円。

連載一覧へ