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ナチュラルワインのお店ガイド:清澄白河〈Siori〉大事なのは、産地よりも造り手。ボトルに詰めた“個性”を味わって

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Masanori Kaneshita / text: Junko Nakahama

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大事なのは、産地よりも造り手。
ボトルに詰めた“個性”を味わって。

和の素材も効果的に使うイタリアンレストラン。オススメを聞くと、登場したのは、オーストラリアのスーパーワインメーカー、ルーシー・マルゴー!「セレクションは国にこだわらないんです」と、店主の達城宗和さん。

Siori(東京/清澄白河)店主の達城宗和

ワインバーの先輩たちとの深夜の飲み会で、その個性的な魅力の虜になった生産者だ。料理とサービスの修業を10年ずつ。そして2020年店を開いたのは、実家近くの清澄白河。「今後は、ストックを徐々に寝かせて、飲み頃のタイミングで出していきたいと思っています」。

ルーシー・マルゴー ノワール・ド・フルーレット 2020
ルーシー・マルゴー ノワール・ド・フルーレット 2020/元シェフにしてアデレード大学醸造科を首席で卒業、ラベルの絵も自分で手がける天才アントン・ファン・クロッパー。「オーストラリアらしい果実味たっぷりのピノ・ノワール」。ボトル9,000円。

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