名古屋の草分け的存在の一人で、自らワイン造りを始めた店主
「ボトルの中には造り手の性格や生き方、その土地の風土すべてが詰まっている。飲めば伝わる手紙のようなもの。そんなワインを食事と共に味わう、豊かな食文化を伝えられたら」とフランスを中心に日本の若い造り手のものまでを揃えるショップ店主の與語篤史さん。
「名古屋の料理人やソムリエは産地から遠いこともあって、現場を知らない人も多い。実際に見せてあげられたら」との思いも込め、南信州でワイン造りにも着手。「ワイン造りの師匠であるドメーヌ・オヤマダの小山田幸紀さんや大好きな造り手を思い浮かべながら、高標高の畑でのブドウ栽培とワイン造りにも取り組む日々」。