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ナチュラルワインのお店ガイド:用賀〈リュー・ドゥ・ルポ〉ミニマムな空間で対話し、店主と選ぶ

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Satoru Nakano / text: Yuko Watari

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ミニマムな空間で対話し、店主と選ぶ楽しさ

酒販店で販売員として働いていた水野文さんが開業したのは2017年。店名はフランス語で“憩いの場”の意。「リラックスした空間で、肩肘張らずにワインが身近なものとして楽しんでほしい。そんな場所を作りたいと思い独立しました」。

リュー・ドゥ・ルポ(東京/用賀)店主の水野 文さん

好みを聞きながらその人に合った一本を提案したいと考え、リストは置いていない。「天候や造り手の努力、試みなどで年により味わいが変化します。それをお客様と共に理解し、楽しんでいきたいという気持ちから定番化はしていないです」。

デニス・モンタナール ロゼ・ディ・レフォスコ・ドドン
デニス・モンタナール ロゼ・ディ・レフォスコ・ドドン/イタリアのフリウリで造られる一本。「初めて飲んだ時、こんなロゼがあるんだと衝撃を受けました!シンプルにジューシーな味わいが好き。飲む人の気持ちを揺るがす味わいです」。グラス1,250円。

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