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ナチュラルワインのお店ガイド:青山〈赤い部屋〉お好み焼きとシティポップの夜を、日本ワインとともに

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Kenya Abe / text: Kei Sasaki

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お好み焼きとシティポップの夜を、
親しみやすい日本ワインとともに。

グランヴァンもポンポン開けていた〈ブルーノート東京〉勤務時代、自然なワインに惹かれ始めるも「主役はライブ。ワインの説明に時間を割けず、なかなかオンリストできなかった」と話す。だから今は、当時扱えなかったワインが主軸。年々増えているのが日本の造り手だ。

赤い部屋(東京/青山)店主の松坂 愛さん

「カジュアルで、リリースしたてからおいしく、寝かせて味が深まるものが好き」とのこと。なるほど、店のスタイルにもぴたり。看板料理のお好み焼きには気取りのない味がよく、レコードでかける音楽に浸りつつ一杯をじっくりというなら少し落ち着いたものも。

ドメーヌ・オヤマダ BOW! 2021
ドメーヌ・オヤマダ BOW! 2021/小山田幸紀は、日本を代表する生産者の一人。山梨県の自社畑に加え農家のブドウも生かし多 くのキュヴェを造る。「混醸で造るBOWは、毎年微妙に違うのに一貫した味がある」。グラス800円、ボトル6,000円。

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