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建築家・永山祐子がalbosと考えた、建築における光とプロダクトデザイン

今年4月に開業した〈東急歌舞伎町タワー〉など、話題の空間を次々と手がけている永山祐子さん。素材の使い方に加え、空間における光の取り入れ方にも定評のある建築家だ。そんな永山さんに自宅で使ってもらったのが、キヤノンのスポットライト型ワイヤレススピーカー「albos Light & Speaker」。建築のプロが暮らすモダンな生活空間に、どう寄り添うのだろう?

photo : Shin-ichi Yokoyama, Shu Yamamoto(albos) / text: Masae Wako, Emi Fukushima(albos)

モダンな居住空間に寄り添う光のデザイン

「私にとって建築における光は、空間を構成する床・壁・天井を決めるのと同じぐらい重要な要素。設計の初期段階から、光をどう取り入れるかを必ず考えます。理想は、美しい明かりのもとにみんなが自然と集まってくるような、人の行動の基点となる光ですね」

大きな窓から自然光が入る自宅でそう話す永山祐子さん。国内外を問わず、今、もっとも注目されている建築家のひとりである。

「床・壁・天井などの物質的な要素と違って、光はある意味、“見えない”要素。特に住宅の設計では、自然光や照明によって空間の明暗をコントロールすることが肝心です。すべてが均等に明るい部屋よりも、光のメリハリをきちんとつけた空間のほうが、目も気持ちも疲れないもの。長く心地よく過ごせると思うんです」

そのために心がけているのは、最初から完璧に照明設備を配置するのではなく、暮らしながら必要な部分に必要な光を足していけるような空間にすること。ある程度の自由さを許容できる、余白のある空間だ。

「例えば天井に配線ダクトだけ付けておき、必要になったらスポット照明を足す。あるいは、照らす方向を変えたり持ち運んだりできる間接照明を取り入れて、シチュエーションに合わせて光を足し引きする。albosは、そういう使い方にぴったりですよね」

夜、ダイニングテーブルで仕事をするときに手元だけ照らしたり、キッチンのカウンターに置いて音楽を流しながら使ったり。「くつろぐときは優しい光を選び、本や書類を読むときはしっかり明るくする。光の色味が2色、そして、それぞれで強弱を3段階で調節できるのも便利だし、操作ボタンがシンプルでパッと見てわかりやすい点もうれしい」

特に気に入ったのは、ライト部(シェードにあたる部分)をくるっと180度回転させ、天井に向けたアッパーライトとして使う方法だ。

「天井にバウンドした柔らかい光が落ちてきて、本当に心地いい。albosはライトの向きを変えられるだけでなく、回転台座を360度動かせるところも優れていると思います」

建築家・永山祐子
ライト部分を傾けて、必要な場所に光を足すことができるのもalbosの良い点。

身近なプロダクトとして心地いい、アルミの削り出し

「持ちやすいので、家の中でも屋外でも、気軽にひょいっと持ち運べる。先日、友人を招いてテラスでバーベキューをしたのですが、日中はウッドデッキにalbosを置いて音楽を流し、日が暮れてからは間接照明としてランタンのように使いました。屋外にも持ち運べる間接照明とスピーカーがあると、こういう楽しみ方ができるんだなって新鮮で。それ以来、子供たちもBluetooth ®を繋いでそれぞれの好きな音楽を流し、自分たちなりに楽しんでいるようです」

そう話す永山さんは、照明器具やテーブルなど、空間に寄り添うプロダクトのデザインも手がけている。albosのデザインについてはどう感じているのだろう?

「プロダクトのデザインは、そのものの美しさだけでなく、空間に調和することが大切です。albosには、アルミの削り出しならではの輝きや重厚感があって、プロダクトとしての強さを感じますが、形そのものはとてもシンプル。生活空間にもなじみやすいデザインだと思います」

実はアルミ素材にはかなり思い入れがあるという永山さん。話題の〈東急歌舞伎町タワー〉のホワイエでは、アルミの押し出しパイプを並べた壁面を作ってライティングし、アルミに反射させた光で噴水のイメージを表現した。

「アルミの光り方が好きなんですよね。削り出しは、素材を回転させながら削るので水平方向に細かいラインが入ります。albosの表面にも細かい溝が残っていて、その微細な凹凸があることで独特の光の反射が生まれていると思うんです。そういう仕事の跡というか、素材の特徴がちゃんと生かされているので、プロダクトとして心地いいし、愛着がもてるんですよね」

Special Movie : What’s your albos? Vol.3 Yuko Nagayama

思い思いのくつろぎ空間を彩るalbos Light & Speaker

albos Light & Speaker
初期段階から開発の核にあったのは洗練されたデザイン。外側からネジが1本も見えない作りが、置くだけで空間を上質に演出する。

目の前で生演奏が繰り広げられているかのような、360度全方位からの迫力あるサウンドと、空間を時に柔らかく、時に力強く照らす光。その両方を兼ね備えるのが「albos Light & Speaker」。“人が幸せを感じる快適な空間創り”に向けたプロダクトとして、キヤノン電子のベテランや若手も積極的に意見を出し合って生まれたものだ。

スピーカーとしては、上部にフルレンジスピーカーを、下部に低音を増強するパッシブラジエーターを搭載。アルミニウムに旋盤加工を施した「アルミの削り出し」が採用されたボディには共振を抑制する作用があるため、大音量でも音割れがしにくく迫力のあるサウンドを楽しむことができる。また、「デジタルシグナルプロセッサー」を搭載しており、高音も低音もバランス良く響くフラットなチューニングを実現。長時間聴いていても疲れにくいのも持ち味だ。

一方でライトとしては、2色×3段階の調色・調光機能に加えて、ライト部、アーム部、ボディ部の3カ所が可動。可動範囲内であればどんな角度でも止めることができるフリーストップ機構を取り入れているため、対象にピンポイントに光を当てることができる。

そして、スピーカーとライトの機能をまとめ上げるのが、洗練されたデザインだ。音質の面で有用な「アルミの削り出し」は、見た目の美しさにおいても一翼を担っており、ボディに光が当たったときに綺麗に輝く目の粗さを追求し、1000分の1ミリ単位で検証が重ねられたという。

シンプルなデザインで、スピーカーとしてもライトとしても、幅広い目的や用途に対応することができるalbos。家族や仲間たちとのくつろぎの時間の傍らにも、一人で何かに没入する時間にも。思い思いの取り入れ方で楽しんでみてほしい。

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