最近、雨の多い東京。パーっと晴れた日に洗濯物を干し、植物に水やりをする。
そんな気持ちよさがないのは、在宅仕事が多い僕にとっては、結構なBad feelなのだ。
気分を上げようと行動するのは、やはり料理である。
梅雨時期にスカッと辛くて、酸っぱいタバスコ料理を作ろうではないか。
ポッドキャストで作り方を聞く
まずは、鶏もも肉を漬け込むためのスパイス、柑橘類、調味料を用意する。
ボウルにドライオレガノ、ドライタイム、パプリカパウダー、チリパウダー、ウスターソース、タバスコ、塩、白こしょう、はちみつを入れてよく混ぜ、そこにライムとオレンジを搾る。
チリパウダーは、チリペッパーとは別物。唐辛子ではなく、複合スパイスなので注意が必要。チリパウダーではなく、チリペッパーをこの分量入れてしまうと、尋常じゃない辛さに悶絶するだろう。
そこに、鶏もも肉を漬け込み冷蔵庫で半日ほど置く。
冷蔵庫が手狭なら、ビニール袋に入れても良い。
半日たったら、フライパンにオリーブオイルを温め、鶏もも肉の余分な水分をキッチンペーパーで拭き取って、身側から焼く。
大抵の場合、鶏もも肉は皮側から焼くことが多いが、漬け込んだ鶏もも肉の皮は焦げやすいので、今回は身側からにする。
蓋をして中火で5分ほど焼く。途中心配なら、様子を見て、弱火にしても構わない。
蓋を開けたら、キッチンペーパーで汁気を拭き取り、オリーブオイルを足して、皮目を焼く。少し香ばしくパリッと焼けるようにフライパンの中で、鶏もも肉の位置を変えながら焼くと上手に焼ける。
鶏もも肉を器に取り出して、鶏もも肉を漬け込んでいたマリネ液をフライパンに入れ、軽く煮詰めてソースを作る。
付け合わせの、トマトときゅうりとミントを適当に切って、オリーブオイルと塩で混ぜたものを盛り付け、鶏もも肉にはソースをたっぷりとかける。

テーブルで、冷えたコロナビールの栓を抜き、鶏もも肉に追いタバスコをしながら、食べれば、梅雨時期に心身にまとわりつく嫌な感じは、すっ飛んでいく。
やっぱりこの時期は、「辛くて酸っぱい」が、僕を幸せにする。

梅雨時期のタバスコ料理、ホットソースグリルドチキンとコロナビール

材料 2人分
・鶏もも肉………2枚
・オリーブオイル…大さじ1
〈A〉
・ライム汁…………1/2個
・オレンジ果汁………1/2個
・ドライオレガノ…大さじ1
・ドライタイム……大さじ1/2
・パプリカパウダー…小さじ1
・チリパウダー……大さじ1
・ウスターソース…大さじ2
・タバスコ…………小さじ2
・塩…………………小さじ1と1/2
・白こしょう………少々
・はちみつ…………大さじ1
付け合わせ
トマト、きゅうり、ミントをオリーブオイルと塩と黒こしょうで混ぜたサラダ
作り方
①ボウルに〈A〉を入れてよく混ぜ、鶏もも肉を漬けて、冷蔵庫で半日ほど置く。
②フライパンにオリーブオイルを温め、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取った鶏もも肉の身側から、中火で蓋をしながら5分焼く。
③②の汁気を拭き取り、上下を返して、オリーブオイルを少し足して、皮目を焼く。
④器に取り出して、漬け込んでおいた〈A〉をフライパンに入れて、軽く煮詰め、ソースを作り、鶏もも肉にかける。

今回合わせたお酒は、今年誕生100周年を迎えたメキシコ生まれのコロナビール。ジメジメした気分を吹き飛ばすには、さっぱりと爽快感のあるビールがいちばん。(AB InBev Japan合同会社)