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東京のニューオープンの古着店2選。〈STYLE202〉、〈ROKUMEICAN〉

いま古着が大ブームだといわれるほど、全国のたくさんの街に、実に魅力的な古着店が増えています。世界が羨む古着大国ニッポンで、今行くべきお店をピックアップ!


本記事も掲載されている、BRUTUS「おとなの古着。」は、2023年7月3日発売です!

photo: Natsumi Kakuto , Atsushi Ishihara / text: Shuhei Sato

STYLE202(原宿/東京)

老舗で腕を磨いた、注目の20代オーナー

昨年の11月に古着の聖地、神宮前にオープンした〈スタイル202〉。オーナーの山田憲吾さんは、大阪を代表する〈ピグスティ〉の出身。

老舗で学んだアメリカンクロージングをベースに、自身が敬愛するホットロッドやバイカーなどのカスタムカルチャーの要素を取り込み、エスプレッソのような濃いめのアメリカものを抽出。より個性的なアメリカものを探すなら、まず訪れたい。

武骨なアメリカンカルチャーの薫りがする店内。

ROKUMEICAN(高円寺/東京)

スリフトショップ一本勝負(⁉)の超新星

〈スタジオドーナツ〉による内装。

かつては社交の場だった鹿鳴館のように、服好きの集まるコミュニティをイメージした〈ロクメイカン〉は今年5月にオープン。店主は〈ビームス〉でPRやショップ店員として活躍した岸田雅裕さん。

そのラインナップは、アメリカのスリフトで買い付けた商品のみというから驚き。セレクトのセンスは無論、元〈ビームス〉らしいトレンドを押さえつつも独創性を備えた着こなしを提案しており、古着との新たな向き合い方も学べる。

このカラフルさも特徴の一つ。

※紹介した古着の多くは一点物で、品切れの場合があります。価格等の情報は取材時のもので、変更になる場合があります。