BRUTUS CREATORS HIVEとは?
時代を作り出すクリエイターを、より近くで応援するプロジェクト
グラフィックデザイナー、イラストレーター、ミュージシャンから、料理人、ダンサー、標本作家といった肩書の人々まで。まるでブルータスの特集ラインナップのような、“クリエイター”の幅をより広く捉えたコミュニティ〈BRUTUS CREATORS HIVE(以下BHIVE)〉をスタートさせた。
その仕組みを一言で説明すると、クリエイターとより深く交流するためのサブスクリプションスタイルのプロジェクト。BHIVEに集合した各クリエイターの中から気になるアカウントをフォローすると、彼ら彼女らによるBHIVE限定のコンテンツが楽しめる。普段は見せない創作の裏側を動画や文章で切り取って伝えたり、クローズドなイベントを開催したり、限定作品を販売したり。
参加クリエイターそれぞれのスペシャルな発信がBHIVE上で行われていく。不特定多数を相手にしたSNS上での発信とは異なり、サポートしてくれるファンへコンテンツを届けることで対価を受け取る、という創作活動が可能になるのだ。ブルータスはクリエイターを継続的にサポートしてきたメディアとしてこの場を創出し、クリエイターが生み出す世界とコンテンツがファンにより良い形で届くよう、新たな関係性が生まれる場をエディットする。
参加するファンだけが特別なコンテンツを享受
ファンは各クリエイターが個々に設定した金額でアカウントを購読。クリエイターのページに行くとオリジナルなコンテンツに加え、例えばYouTubeやSpotify、OpenSeaなどと連携した色々なコンテンツを楽しめる。例えば半年後にできる“作品”の制作過程を共有しながら、最後はそれを手に入れる、なんて楽しみも。
〈VENTINOVE〉オーナーシェフ・竹内悠介、竹内舞について
自然豊かな故郷で作り出される、人気の瓶詰と魅力的な料理
店内に入ると聞こえてくる薪の爆ぜる音。「フィレンツェの好きなトラットリアで薪を使っていて。いつか薪を使った料理を出したいと思っていました」と語るのは、群馬県川場村にオーベルジュスタイルのイタリア料理店〈VENTINOVE〉をオープンした竹内悠介さん。
2020年までは、東京・西荻窪で人気の〈trattoria 29〉を妻の舞さんと切り盛りしていたが、立ち退きを余儀なくされ、辿り着いたのは悠介さんの故郷、群馬県川場村。「コロナ禍ですぐには開店できなくて、瓶詰を作ってEC販売しました」と舞さんが語る、その“瓶詰”はすぐにソールドアウトとなる逸品。
「僕の故郷なのですが、瓶詰のために周辺をリサーチしてみると、知らなかった魅力的な食材がたくさんあった。結果的に瓶詰を手がけてよかったです」と悠介さんが語るように、調理台には地元のものを中心に瑞々しい食材が並ぶ。彼らから、どんな“おいしい”コンテンツが発信されるか楽しみだ。