土作りから始めたヘアサロンの屋上菜園。
内面から美を追求する場所へ。
〈TWIGGY.〉のオーナースタイリスト、松浦美穂さんに聞きました。
Q
始まりのきっかけ。
松浦美穂
14年前、渋谷区の3階建てのビルにサロンを移転したときに屋上緑化しようと。土作りからやりたかったのと、重量オーバーを避けるため、かなり勉強して取り組みました。
Q
畑がある意味。
松浦
まずは植栽の専門家に。土を入れた後は、3人の男性スタッフが有志で「アーバングリーン部」を発足、彼らが中心となって手入れしています。その姿を見た後輩たちも感化され、今ではスタッフ全員が植物や野菜を大切にするように。自然への感謝の気持ちを育てるには、実践がいちばんだと思っています。
Q
なにが採れる?
松浦
ピーマン、トマト、ナス、オクラ、エダマメなどの野菜、山椒、ゼラニウム、シソ、ミントなどのハーブ類、イチジクなどの果実も実ります。
Q
どう使う?
松浦
美容は健康から。育てた野菜はスタッフのまかないにしています。
Q
これからどうする?
松浦
昨年から始めたコンポストで堆肥を作っているので、循環型菜園にして微生物いっぱいの空間にしたい。何なら隣の空地まで耕したい!