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〈丸香〉〈根の津〉〈蔵之介〉etc.東京の讃岐うどんのお店5選

今やその人気を全国的なものとした讃岐うどん。東京でも、香川と遜色ないレベルのうどんを出す店が増えた。本場をきっちり踏襲する店もあれば、東京風に進化した店も。実力店ひしめく中でもオススメの5杯はこちら。

photo: Kayoko Ueda,Michi Murakami,Kenji Arata, Yuji Kanno, Takuya Suzuki, C.h.Lee, Yoichiro Kikuchi, Shin-ichi Yokoyama, Kayoko Aoki, Akihiro Nagata / text: Kei Sasaki, Atsuko Kokubo, Hikari Torisawa, Itaru Tashiro, Yoko Fujimori, Michiko Watanabe, Mutsumi Hidaka, Ai Sakamoto, Mariko Miyadera / cooperation: Hideyuki Ishigami

蔵之介(高田馬場)

香川の冬の定番メニュー。
しっぽくうどんを東京で味わう。

・店主は香川の老舗〈山田家〉出身。
・目指すは、つきたて餅のような麺。
・厳選素材で作るダシは2種類。
・具だくさんのしっぽくは冬季限定。
・毎週土曜には40食限定で「さぬきの夢2000」を使った麺を提供。

高田馬場〈蔵之介〉しっぽくうどん
しっぽくうどん700円

慎(新宿)

2011年4月オープンの新顔。
これからのさらなる活躍に期待!

・都内の讃岐うどん店と関西風うどん店で経験を積んだ店主が開店。
・麺の生地は香川からの直送。
・それを再びダンゴにし直して熟成させるなど、もう一手間かける。
・唎酒師による日本酒の品揃えも◎。

新宿〈慎〉ゲソ天ざるうどん
ゲソ天ざるうどん800円/伸びとコシのあるうどんを作りたいと主。ムロアジのダシは関西風。

丸香(神保町)

香川出身の店主が目指すのは
讃岐じゃない香川のうどん。

・本場の製麺所を彷彿させる店内。
・店名は○に香川の「香」=香川印。
・小麦粉、醤油、ネギ、卵から塩、唐辛子まで香川産にこだわる。
・もちっとしたコシと歯応えの麺。
・「香川の普通のうどんだよ」と主。

神保町〈丸香〉ひやかけ+下足天
ひやかけ380円+下足天200円/イリコのダシがザ・香川の味わい。リーズナブルな価格もうれしい。

根の津(根津)

ハワイアンの流れる店内で
もっちりコシのある麺に舌鼓。

・根津神社の参道に位置する有名店。
・店主は銀座〈さか田〉で修業。
・多加水&長い熟成時間が特徴の麺。
・だから、もっちりと伸びがある。
・イリコベースのダシは、利尻昆布と節類を加えて特有のクセを中和。

根津〈根の津〉ぶっかけ(冷)
ぶっかけ(冷)600円/釜めんたいバター700円も人気。昼は禁煙。

おにやんま(五反田)

香川より香川らしい(⁉)、
駅前立喰うどん店が出現。

・香川出身の主が、手頃な価格で旨いうどんを食べてほしいと開店。
・麺とダシの材料はすべて香川産。
・店舗上のロフトにある製麺所から、時々ハシゴが降りてくる。
・早朝営業なので、朝うどんも可能。

五反田〈おにやんま〉とり天かけうどん
とり天かけうどん390円/大ぶりなとり天が目印。とり天ぶっかけうどん390円も人気。