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こんなゲームがあったのか!聖地〈スーパーポテト〉で見つけた珍奇なレトロゲーム機6選

今も昔も、大人も子供も、ゲーム機のデザインに惹かれるのはなぜだろう。進化の過程で生み出され、時代とともに儚く消えた歴代の英雄たちに今一度脚光を浴びてもらった。レトロゲームの聖地〈スーパーポテト〉で見つけた、珍しいゲーム機たちをご覧あれ。こんなゲームがあったのか!

photo: Hiromichi Uchida / text: Shigeo Kanno

インテレビジョン(1979)

部屋に飾りたくなるほどのグッドデザイン

アメリカの玩具メーカー、マテルが1979年に発売した16ビットの家庭用ゲーム機。渋すぎるカラーリングとお洒落家電のようなデザインにそそられる。81年にはバンダイが日本での展開を開始。また83年には廉価版となるインテレビジョン2も発売された。

ゲーム機 インテレビジョン

スーパーギャラクシアン(1981)

スクリーンに宇宙が広がる、シックな電子ゲーム

1981年にエポック社から発売された、シューティングゲーム。隊列を組んで向かってくるインベーダーを手前のスティックとボタンで破壊していく。潜望鏡のようなスクリーンには、奥行きを感じる映像が広がっていた。

ゲーム機 スーパーギャラクシアン

スペースレーザーウォー(1983)

VRの出現を予感した?世界初の3Dゲーム

双眼鏡のような見た目のデザインが斬新なトミーのゲーム機《スペースレーザーウォー》は、3Dグラフィックが売りの、宇宙を舞台にしたシューティングゲーム。ほかに戦車ものやジャングルものなどが展開されていた。

ゲーム機 スペースレーザーウォー

ゲーム&ウオッチ『スーパーマリオブラザーズ』(1987)

あの人気タイトルの、稀少な非売品ゲーム&ウオッチ

1987年に開催された『ファミコングランプリ F1レース』のイベントでの上位入賞者に贈られた非売品で、『スーパーマリオブラザーズ』のゲーム&ウオッチ。ディスクシステムのマスコットキャラ「ディスくん」がモチーフの専用ケースが愛らしい。

ゲーム機 ゲーム&ウオッチ『スーパーマリオブラザーズ』

アタリ ジャガー(1993)

世界で3番目に売れなかったゲーム機⁉

あのスティーヴ・ジョブズが勤めた、言わずと知れた米・アタリの最後のハード機。64ビットシステムに、A・B・Cボタン、テンキーまで搭載するハイスペックぶりだったが、世界で3番目に売れなかったゲーム機となってしまった。

ゲーム機 アタリ ジャガー

ゲームボーイポケット(1996)

人気漫画コラボかつ、デッドストックの稀少性

ゴールドのボディに輝くのは、漫画『爆球連発!スーパービーダマン』のキャラクター。当時、漫画やゲームタイトルとのコラボハード機も多かった。こちらは今ではなかなかお目にかかれない、稀少なデッドストック。

ゲーム機 ゲームボーイポケット

スーパーポテト秋葉原店

レトロゲームの圧倒的な品揃えを誇る中古販売店。3フロア構成で、5階にはアーケードゲームコーナーも。紹介した品々は一部を除き購入可能。

秋葉原〈スーパーポテト秋葉原店〉店内