SALVIS wine&records(大阪/天満橋)
店主:野口一知
Q1
2021年7月1日最初にかけたい一枚は?
A1
『Herve Samb&Daniel Moreno』Kharit
セネガル人アコースティックギタリストとジョー・クラウゼルとともに活躍するパーカッショニストの作。7月の朝を5曲目「Ndeye Gyeye」で出迎えるとまるで森林浴をしているような涼しい気分に。
Q2
店に絶対になければならないお店を象徴する一枚は?
A2
『Estudando O Samba』Tom Zé
ブラジル音楽とその常識にとらわれずポップス、演劇、映画と垣根を越えていく前衛性ある音。一般的なワインショップの形でなく音楽やアートも巻き込んだ多様性を目指す当店のコンセプトと合致しています。
Q3
音楽に夢中になるきっかけとなった一枚は?
A3
『Tempo Feliz』Baden Powell
こんなにも情熱的なリズムでリフが移動するギター演奏を聴いたことがなく、ボサノヴァなのかジャズなのか、いやバーデン・パウエルというジャンルなのか?と稲妻が走り、ブラジル音楽にハマりました。
Q4
最近手に入れた一枚は?
A4
「Moebius」王舟
上海のシンガーソングライターによる7インチシングル。夜の哀愁漂うファンキーソウルで、分厚いシンセと緩めのテンポが逆に新鮮です。B面はカナダ出身のドラマー&ラッパー、Mockyによるリミックスバージョンも最高。
Q5
夏に飲みたいドリンクと一緒に聴きたい一枚は?
A5
『Karma』Karma
どこか牧歌的で懐かしくもありつつ、危険な薫りのするブラジル・サイケフォークの名盤です。アレンジも楽しみながら、サルデーニャ島メイガンマ社のナチュール・ヴェルモットをロックで流し込むと最高ですね。