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百花繚乱!韓国・ソウルを牽引する新進気鋭のドーナツショップ5選

ここ数年、出店ラッシュが止まらないソウルのドーナツショップ。進化するドーナツの最前線へ。

photo: Lee Jun Yong / text: Rumiko Ose

OLD FERRY DONUT(漢南洞 ハンナムドン)

変化と流行に敏感な韓国の新しいドーナツ文化の代表

2017年に当時韓国ではまだマイナーだったイーストドーナツをメインにスタート。リングドーナツにフィリングが入ったスタイルで、ブームの先駆けとなった存在。フランス産の小麦粉や生クリームを使用。発酵でじっくり低温熟成させたドーナツ生地でもっちりとした食感を表現。

OVDZ DONUT & COFFEE(トゥクソム)

2種のフレーバーが奥深いクリームドーナツ専門店

2021年開業したばかりのクリームドーナツ専門店。グレーズがかかったクリームドーナツは全9種類。2種類のフィリングを組み合わせているのが一番の特徴。クリームがレモンとカスタード、塩キャラメルと抹茶、ピスタチオとラズベリージャムなどリッチで複雑な味わい。ドリンクも多数。

OVERTE DONUTS(南山 ナムサン)

誰もが罪悪感なく食べられる至福のドーナツ

ソウルでは珍しい、ヴィーガン向けのドーナツ専門店。オーナーのキム・エリさんは、植物性の材料のみでリッチな味わいを目指し、試行錯誤。豆乳やココナッツオイルなどで作った10種類+季節のメニューが並ぶ。2021年開業。

BABYCHEEKdonuts(漢南洞 ハンナムドン)

ハーブ使いに定評あり。風味を楽しむドーナツ

延南洞の有名ケーキショップ〈ディンガ〉のオーナーが2022年5月に開業。全13種類のメニューのなかでもアボカドクリームやゴマ、クリームチーズ、オリーブなどが入った、斬新なフレーバーの食事系ドーナツに注目。

AWESOME DONUT SEOUL(上水 サンス)

ドーナツにコチュジャン?斬新な逸品に出会うならここ

フランス料理学校〈ル・コルドン・ブルー〉メルボルン校出身のオーナー、キム・ヒョンスさん。全10種類のラインナップはアボカド、アズキ、コチュジャンなどを混ぜ込んだ独特なグレーズばかり。メニュー開発の経験がうまく落とし込まれている。2019年開業。