片山悠さんの自分史上最多ごはん
辛さと痺れに闘争本能が目覚める、
"食べるエナジードリンク"。
初めて訪れたとき、お店は国分寺にありました。カルチャーの薫り漂う個性的な店の多い街でひときわ異彩を放つ外観と、ココナッツミルクベースの深みある味に一気に魅了され、気づけばバイトしていました。
若くして単身インドに渡った店長の桜木有太さんが作るカレーは、複数のフレーバーが融合。特に、花椒が効いたマーラーカレーの痺れは、自分を常に奮い立たせてくれました。最盛期は週5ペース。昼に1人で食べた日、夜のデートで当時の彼女に「食べたい!」と言われて知らん顔で訪問したら、店長に呆れられつつ喜んでもらったことも。