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伊藤徹也の自分史上最多ごはん:〈共楽〉の 「ワンタンメン 竹の子増し」

自分史上最多ごはん。それは文字通り、これまでの人生で、最もたくさん食した料理のこと。食通が繰り返し食べずにはいられない偏愛メニューとは?前回の〈チャイナハウス龍口酒家〉の 「里麺」も読む。

Text: Haruka Koishihara

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伊藤徹也さんの自分史上最多ごはん

30年間で180杯超え。銀座が誇る正統派ラーメン

マガジンハウスの『anan』編集部でアルバイトをしていた学生時代、仲の良い社員の人に連れていってもらったのが最初。その時はあまり印象に残らなかったはずなのに、時間が経つにつれて無性に体が欲し、社員食堂を使ってもいいのに、ちょくちょく食べに行くように。

フリーランスのカメラマンになってからは加速しました。当時はフィルムの時代。現像に出すとテストで2時間、そこからさらに2時間の待ち時間の間に〈共楽〉へ行くのが楽しみで。最初に暖簾をくぐってから30年余り。自分のキャリアとともにあるラーメンです。

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