この世界を“異なる視点”で読むために
マロリー・ブラックマンの『コーラムとセフィーの物語』で読書に目覚め、ロアルド・ダールの『アッホ夫婦』に美しさは内面から生まれることを学び、現在ではレコーディングの繁忙期であろうとアルバムのツアー中であろうと、常に本を持ち歩いているというデュア・リパ。
イギリスとアルバニアの2つの国籍を持つ実力派シンガーの彼女は、愛書家としても知られ、ブッククラブも主宰している。その名も〈Service95 Book Club〉。デュア・リパが毎月選ぶ課題図書を軸に、その著者の独占インタビューや注目の新刊情報、有識者によるブックリストを公開するほか、読書記録用のノートをプロデュースしたり、NYの老舗書店〈ストランド〉と共同で小説家を招いた書店イベントを開催したりと、その活動は多岐にわたる。
さらに今年5月からは、デュア本人が聞き手を務める小説家へのインタビューシリーズがポッドキャストで配信を開始した。アメリカなどの国ではすでにSpotifyのアプリ内でオーディオブックが買える状態が整っているのだから、彼女の番組経由で未知の小説家に出会う“新しい読者”も少なくないはずだ。
〈Service95 Book Club〉は誰でも無料で登録できる。新しい刺激やホットな知見を求めているなら、現代屈指のポップアイコンが運営する読書コミュニティに参加するのもいいかもしれない。
「物語は人々を変える」とデュア・リパは読書について語る。「本が時を見計らったように、あなたを見つけるんです」と。そして、こう続ける。「私たちと一緒に、違ったやり方で世界を読みましょう」
