あらゆる思い込みをなくし
ボーダーレスに生きる
昔は心を開放できる瞬間といえば、誰にも会わずに過ごす時間でした。一人になりたくて旅に出ることも多かったです。しかし、アメリカで生活するようになってから、人と一緒にいることで生まれるものがあることが、少しずつわかりかけてきました。ボーダーレスに生きることも、常に意識していること。
子供の頃から、国境や人種、年齢、性別などあらゆる境界線があることに違和感を持っていました。思い込みを取り払うことで、もっと自由になれると思います。
JOURNEY:80年代初期のカリフォルニア
初めての海外旅行先は、家族で行ったアメリカ。現地の人たちが、老若男女問わず短パンにTシャツ、スニーカーという格好で歩いていて、日本では見られない、その開放的な光景に衝撃を受けたのを覚えています。
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BOOK:スーザン・ソンタグ『私は生まれなおしている 日記とノート 1947−1963』
自由やボーダーレスに対して、こんなに昔から向き合っていた女性がいたんだと驚きました。小さい頃に彼女の存在を知っていたかったと思うほどです。
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MUSIC:ブライアン・イーノ「Fickle Sun(iii)I'm Set Free」
大好きなブライアン・イーノが、大好きなヴェルヴェット・アンダーグラウンドをカバー。「自由になる」をテーマに歌っています。原曲より、さらに自由度が増したと感じます。
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