Rest

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俳優・村上虹郎の心を開放した “オープンマインド”な旅、本、音楽

あえて自分を縛る旅のルールを作ることで自由を手にした人、思考を肯定してくれた本に生き方を支えられた人、ピースフルな民謡の歌詞に勇気づけられた人。オープンマインドといっても、その感覚も人それぞれ。

Photo: Shinichiro Fujita(book) / Text: Saki Miyahara / Edit: Asuka Ochi

違いや共通点を知る、
交流や対話で心を開く

人との対話のなかで、自分の価値観を自分の言葉で人にぶつけた時に、考えがより明確になる気がします。その時の相手の反応によって気づきがあることも。対話とは、人の常識と自分の常識は違うということに気づけること。そして他人との共通点を見つけられること。

その実践の場として、海外で日本とは違う文化や人に出会い交流することは、とても良い機会だと思います。友人と散歩をしながらたわいもない会話をすることもたくさんの発見があり、大事にしている時間です。

JOURNEY:アンコールワット

去年、アンコールワットを見にカンボジアとベトナムを旅しました。初めて自分のお金で行った海外旅行。道中では騙されてお金を取られるなど、大変なことの連続。 失敗の多い旅でしたが、この経験は一生忘れないと思います。

アンコールワット
アンコールワット

BOOK:尾田栄一郎『ワンピース』

心を開くために本を読むことは、あまりありませんが、唯一漫画だけは開放感を味わえます。ワンピースはそれぞれのキャラクターの人生や感情がしっかりと描かれているので、共感することも多いです。

尾田栄一郎『ワンピース』
尾田栄一郎『ワンピース』(集英社)

MUSIC:BEGIN「島人ぬ宝」


沖縄民謡が持っているパワーはもちろん、歌詞にも心を打たれました。「大切なのは自分が育ってきた場所で、どのように生きてきたかということ」というメッセージを受け取り、人間性が一番大切だと再認識します。

BEGIN「島人ぬ宝」
BEGIN「島人ぬ宝」(テイチク)