箭内道彦
小さな音楽事務所の社長でもある友人のバンドマン、経営者としても優秀な彼が「敏腕な人間を揃えるのは不可能。そうでない社員をどう使うかが経営」と言っていたことが印象に残ってます。別の話ですが、街で働いていらっしゃる年配の方と出会うといつも、自分の親と同じくらいの年かなと父や母を重ねます。若い人にキツく当たられているような場面に遭遇するといたたまれない気持ちになります。70代の同僚。誰かの親、人生の先輩。お元気で何よりです。張り合おうとせず敬意と愛を持って接していきたいところです。
エリイ
良くも悪くも婆さんはヤバいんですよ。周りに何人かいます。例えば、シルバー派遣センターから77歳の方が家に来てくれて洗い物をしてくれたり、赤ん坊の面倒をみてくれたりします。何かしてるなと思ったら自分の水筒のレモンティーを赤ん坊にあげていたんです。あげないで下さいって言ったら、いやちょっとだけよぉ、喉渇いてるみたいだったから、とか、お股を指して臭い臭いと元気よく言ったりとか。滅茶苦茶元気過ぎて、ジャングルジムごと引きずって移動させてたり。天気に詳しいのが彼女達の特徴です。まじ感謝!
大根 仁
高齢化&少子化社会問題はさらに加速して3年後にはいわゆる“2025年問題”すなわち団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となるそうです。僕も老害といわれる年に近づきつつあるので、現場で気を使うようになりましたが、いずれ疎まれるのは避けられない。そうなった時は潔く仕事を辞めるつもりですが、そのキッカケは若い世代から「あんた終わってるよ」とハッキリ突きつけられたらいいなと思っています。ちなみに2050年も少子化は止まらず、3000年の総人口はたったの2000人になるそうです。怖っ!
窓が生活を忘れさせないでいてくれる。編集者・haru.が語る窓