箭内道彦
お察しいたします。自分には反抗する側の経験しかないうえに、それもかれこれ40年も昔のことですので、反抗期がどう収まったのかも覚えておりません。相談員として推奨されることではないとは思いつつ、「反抗期 対応」でネット検索もしてみました。出てくるのはなんだかピンとこない方策が多かったです。すべてのケースそれぞれにそれぞれの状況があるのだろうと感じます。一人で抱えず、まずは「見て見ぬ振りの気弱な旦那さん」と、一度きちんと2人で話し合うことが大切なのではないかとも思いました。
エリイ
大根さんが御名答な気がします。うるせーババアとそんな時に携帯のカメラを向けたら、壁に穴どころか携帯自体が吹っ飛びそうですが。ビデオで自分の姿を見ると驚愕しますからね。ましてヒートアップしてブチギレのフロー状態の姿など、中3の心に耐えられるのでしょうか。他の人に見せた暁にはもう口を開かなくなるかもしれませんから、こっそり本人に見せるのみにしたほうが良さそうです。将来見せたら本人は悶絶して地面を叩き、一生母親に頭が上がらないことでしょう。心が辛いと思いますが過ぎない嵐はありません。
大根 仁
中3男子。尾崎豊でいえば、面倒な年頃ですね。人は怒っている人を見ると怒る気をなくすそうです。確かに常日頃、怒声が飛びがちな現場で働いている僕も、スタッフが怒っていると「なんだかなあ」という気持ちになります。そんな僕も30代の頃はよく怒鳴っていました。しかし、ある作品のメイキングで怒鳴っている姿を動画で見た時にドン引きし、以来一切怒鳴ったり、暴言を吐いたりしなくなりました。息子がキレ始めたらすかさずスマホで動画を撮り、その姿を見せるのはどうでしょう?マジで妙案だと思いますよ!
「撮影は、思いもしないことの連続だった」総監督・白石和彌が語る、『極悪女王』の舞台裏