箭内道彦
元彼に新しい恋人ができたとかそういうわけじゃないんですね。今の自分と比べて、独りで生き生きと楽しそうにしている元彼のその姿を見るのが辛いというのがせつないですね。もう3年経つんですね。SNSでつい追ってしまうのは、あなたが彼の幸せをちゃんと遠くから願っている証拠、「もしそうじゃなかったら」と気にかけている優しさだと思います。SNSはそろそろ退会して大丈夫かもしれません。フライングキッズの名曲「幸せであるように」をかけて、一緒に口ずさみながら。あなたの幸せもみんなが祈ってますよ。
エリイ
それは辛いですね、お気持ちお察しします。SNSストーカーにハマる時期があっても大丈夫、にんげんだもの。実はさぁ他に人生やらなんやらの不満を潜めているんじゃないですか?真の問題が別にあるのにそれを元彼という超赤の他人にすり替えて「せい」にして逃げてるのかと。真に向き合うのが怖かったりして。時間を無意味に削るよりまずは体の健康を保ち行動せよ。新しい概念が入ると一瞬で飛んじゃうんだけど探したってなかなか難しいが、求めよ、そうすれば与えられんって言うようにやっぱ探究し続けるしかない。
大根 仁
映画『ソーシャル・ネットワーク』はFacebookで成功し若き億万長者となったものの、かつての友人との裁判に疲弊するマーク・ザッカーバーグが、フラれた元カノに友達申請して、それが承認されないまま延々と画面をリロードする黄昏の表情で終わります。その元カノのプロフィール写真のリア充加減が絶妙でなんですよ。「俺をあんなにコケにしたお前が、俺が作ったFacebookでこんな顔してやがって!」みたいな。元カレもあなたのSNSを見てるかもですよ。飛び切りのイケてる画像をアップしましょうや。
漫画家・堀道広が描き下ろし。〈LIXIL〉のGREEN WINDOWを体感した、ある一家の物語