BRUTUS CREATORS HIVEとは?
時代を作り出すクリエイターを、より近くで応援するプロジェクト
グラフィックデザイナー、イラストレーター、ミュージシャンから、料理人、ダンサー、標本作家といった肩書の人々まで。まるでブルータスの特集ラインナップのような、“クリエイター”の幅をより広く捉えたコミュニティ〈BRUTUS CREATORS HIVE(以下BHIVE)〉をスタートさせた。
その仕組みを一言で説明すると、クリエイターとより深く交流するためのサブスクリプションスタイルのプロジェクト。BHIVEに集合した各クリエイターの中から気になるアカウントをフォローすると、彼ら彼女らによるBHIVE限定のコンテンツが楽しめる。普段は見せない創作の裏側を動画や文章で切り取って伝えたり、クローズドなイベントを開催したり、限定作品を販売したり。
参加クリエイターそれぞれのスペシャルな発信がBHIVE上で行われていく。不特定多数を相手にしたSNS上での発信とは異なり、サポートしてくれるファンへコンテンツを届けることで対価を受け取る、という創作活動が可能になるのだ。ブルータスはクリエイターを継続的にサポートしてきたメディアとしてこの場を創出し、クリエイターが生み出す世界とコンテンツがファンにより良い形で届くよう、新たな関係性が生まれる場をエディットする。
参加するファンだけが特別なコンテンツを享受
ファンは各クリエイターが個々に設定した金額でアカウントを購読。クリエイターのページに行くとオリジナルなコンテンツに加え、例えばYouTubeやSpotify、OpenSeaなどと連携した色々なコンテンツを楽しめる。例えば半年後にできる“作品”の制作過程を共有しながら、最後はそれを手に入れる、なんて楽しみも。
フローリスト・越智康貴について
花のみならず文章や写真まで。クロスオーバーする作品作り
フラワーショップを経営するのみならず、イベントや広告のフラワーアレンジメントを手がけるなど、フローリスト・越智康貴さんの活動は幅広い。さらに彼は“花”というフィールドをも軽々と飛び越える。
「花や文章、写真を主軸に、様々な制作活動を行っています。俯瞰で見ると名前をつけるのが難しいので、わかりやすくするためにフローリストという肩書にしています」と言う越智さん。今回のプロジェクトではどのようなコンテンツを展開するのか尋ねてみると、深く考えた後で彼は口を開いた。
「参加してくださる方々と“共同制作する”ようなものを考えています。例えば、好きな花の名前とエピソードを募集して、そこから写真や文章、フラワーアレンジメントに置き換えた作品を制作します。それを日記帳のように一冊にまとめて贈りたいです」。越智さんの複合的な制作活動はどのように行われ、作品はどう仕上がるのか。要注目だ。