Visit

国際派スキーヤーたちが新風を呼び込む。長野・野沢温泉で訪れたいスポット16選

上質な水を生かした蒸留所や劇場を改築した大衆酒場まで。スキーを通して外国文化を受け入れる土壌が根づく、野沢温泉の今を楽しむ16のスポットをまとめてご紹介!

photo: Junichi Miyazaki / text: Hiromi Shimada / edit: Rie Nishikawa / map: Shinji Abe

蒸留所〈野沢温泉蒸留所〉

タップルーム〈里武士〉

レストラン・ホテル・ショップ〈ハウス サンアントン〉

レストラン〈七良兵衛珈琲〉

レストラン〈TRATTORIA BIVACCO〉

食堂〈山のホテル大瀧〉

食堂〈寿限無〉

長野〈寿限無〉四川風の麻婆豆腐
居酒屋から中華料理店にリニューアルした〈寿限無〉。横浜中華街などで修業したシェフが自家製ラー油を使った四川風の麻婆豆腐1,400円など町中華を提供。深夜まで営業で地元ファン多し。

居酒屋〈野沢自由劇場〉

バー〈GURUGURU〉

長野〈GURUGURU〉店内
「地元の力で大湯通りに活気を!」と中心地の空き家をリノベしたミュージックバー〈GURUGURU〉。ナチュラルワインやクラフトジン各1,000円〜などと、心地よい音楽を提供。冬季だけでなく、通年営業にこだわり、国際色豊かな社交の場に。

温泉〈大湯〉

長野〈大湯〉外観
野沢温泉のシンボル〈大湯〉は江戸時代の趣を残す佇まい。「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれる湯船はどちらも熱い。外湯はすべて源泉掛け流しで「湯仲間」が掃除や光熱費の負担、保全を行う。無料で利用できるが各外湯の賽銭箱に寸志の寄付を。

温泉〈中尾の湯〉

長野〈中尾の湯〉浴場
〈中尾の湯〉は外湯で最大の木造湯屋建築。

名所〈麻釜〉

長野〈野沢温泉〉の源泉の一つ〈麻釜〉
源泉の一つ〈麻釜(おがま)〉は村民のみ立ち入り可。90℃近い熱湯が湧出し、村民が野菜などをゆでる「野沢温泉の台所」。

名所「野沢の乙女」岡本太郎/作

野沢温泉にある岡本太郎の作品
野沢温泉で見かける、岡本太郎が書いた「湯」の文字と数々の芸術作品。祭りやスキー、人々の温かさで村の虜(とりこ)になり、毎年足繁く通った。村役場前のレリーフ「野沢の乙女」も岡本太郎作品。

名所「街に湧く清水」

野沢温泉の湧き水〈六軒清水〉
街に湧く清水。この〈六軒清水〉のほか、〈八軒清水〉にも遠方から汲みに訪れる人多数。

風景スキー場からの風景

名物「お菜洗い」

野沢菜
特産の野沢菜は青菜が貴重な冬前に収穫され、「お菜」「お葉漬け」とも呼ばれる野沢菜漬けになる。写真の〈麻釜〉で洗う「お菜洗い」も有名。

湯も人も熱い!パウダースノーがつなぐおいしい循環。長野・野沢温泉