出羽三山（でわさんざん）・羽黒山（はぐろさん）で山伏と巡礼体験
はじめての出羽三山参り（山形）
山中で厳しい修行を重ねる山伏の先達（せんだつ）を独占、その道案内で羽黒山を歩く。巡礼時は伝統的な白い衣を着用。滞在先の宿坊で、御神域の山中で採れた山菜中心の精進料理で身を清め、夜の国宝・五重塔で瞑想を体験。翌朝は祝詞（のりと）を上げるお勤め後、山頂まで登って出羽三山神社に昇殿参拝する。
三浦のプライベートヴィラで75発の花火を独り占め
MOROISOSO（神奈川）
都心から車で約1時間半。相模湾に面して立つヴィラで体験できるのが、プライベート打ち上げ花火だ。明治40（1907）年創業の煙火店が披露するのは総数75発。打ち上げ地点から50mの至近距離で、夜空を彩る大迫力の花火が楽しめる。ライトアップされたプールとの競演も幻想的だ。
吉野のプライベートハウスで能狂言を鑑賞する
NEOLD（奈良）
吉野の山深い里に2021年オープン。独立した能楽堂を備え、日本の伝統文化に浸れると評判だ。木の香も清々しい能楽堂は野村萬斎門下の能楽師・野村太一郎が監修。ゲストは『三番叟（さんばそう）』などの演目をオプションで楽しめる。能狂言が将軍など貴人のために演じられた時代の空気を体感すべし。
世界遺産の古刹に泊まり、日本文化を体験する
総本山仁和寺（京都）
888年開創。寺侍旧宅である数寄屋造りの宿坊に泊まり、閉門から開門までを貸し切りに。僧侶の案内によるツアーでは非公開の金堂（こんどう）や経蔵（きょうぞう）、五重塔などを拝観。朝勤行で仏教の世界観に触れる。オプションで雅楽（ががく）、護摩焚（ごまだ）きなどの体験も（別料金）。利用料の一部は次世代支援や文化財の保護継承に充てられる。
