〈wa/ter〉デザイナー・小倉寛之

ピッチャー型のヴィンテージ陶磁器を花器として使っています。
19世紀フランスの〈Opaque De Sarreguemines(サルグミンヌ)〉というブランドのもの。
用途を絞らないものが好きで、割れてしまった部分も金継ぎしてもらいさらに愛着がわいています。
日用品図鑑:〈wa/ter〉デザイナー小倉寛之の愛用する〈喜八工房〉の樫椀etc.より
絵描きイズミダ リー

花瓶を購入することも多いですが、去年ごろから飲み終わったボトルを花瓶にすることが増えました。
自分でボトルに絵を描いたり、飲み終わったワインやジンやラムのラベルを剥がすとそれぞれ個性があり綺麗。
これは美味しかったな〜、この日楽しかったな〜と思い出せるのも面白いです。
日用品図鑑:絵描きイズミダ リーの愛用する〈フェアウェザー〉のdry sack etc. より
〈HERBSTAND〉平野真菜実

いつかの母の倉敷土産。華やかさこそないけれど、黒文字の花や檀香梅、山に自生する草木との相性が抜群で、日々摘んでは生けるのが習慣です。
いくつもの花瓶を持ち合わせているけれど、山麓での今の暮らしに一番フィットしている花器かもしれません。
日用品図鑑:〈HERBSTAND〉平野真菜実の愛用する倉敷土産の水盤etc.より
写真家・原田教正

真ん中に穴が開いているから、決して生けやすくはないけれど、そういう道具を不便だとは思わない。
高桑英隆さんのこの花器に似合う花は、生け方は、どんなだろう。そう考えさせてくれる、素晴らしい暮らしの道具。
日用品図鑑:写真家・原田教正の愛用する〈LAMY〉の白い万年筆etc.より
スタイリスト・宇藤えみ

(左)木工作家・酒井航さんの作品。築100年の民家解体で出た古材で作られた一輪挿し。
ひとつひとつ表情が違うのでオブジェとしてインテリアのようにも飾っています。
(右)フラワーアーティストの友人からのお誕生日プレゼントでいただきました。
小豆島のオリーブの木で作られてできた一輪挿し。お花を飾ると木に一本の花が咲いているようで美しい。
こちらもオブジェとしても飾っています。
日用品図鑑:スタイリスト・宇藤えみの愛用する小林耶摩人のお碗 etc.より