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茶器、なに使ってますか?Vol.4

毎日使う相棒のような日用品には、その人らしさが表れている。人気連載「日用品図鑑」から、センスの良い人が愛用している茶器を紹介。

edit: Mami Wakao

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〈Verseau〉村田美沙

故金あかりの片手土鍋と茶杯
故金あかりさんの片手土鍋と茶杯

以前、〈mont et plume〉のポップアップでご一緒した、陶芸家の故金あかりさんに作っていただいた片手土鍋と少し大きめの茶杯。

片手土鍋は毎日使いたくなるデザインで、一人分のハーブティーを煮出すにはちょうどいいサイズ感です。茶杯はヨーグルトを入れたりなど、様々な食事の場面で使えるところもいいなと思っています。

日用品図鑑:〈Verseau〉村田美沙の愛用する故金あかりの片手土鍋と茶杯etc.より

プロデューサー・陳暁夏代

新中式のガラス茶器
新中式のガラス茶器

新中式のガラス茶器。「新中式」は近年の中国トレンドで伝統を現代風に解釈したアイテムのこと。これは昔の水差しがモチーフ。

積み書を夜な夜な消化するため、読書のお供に雲南普洱茶。ガラスは美しいお茶の色味を鑑賞できるのでとても良い。

茶器が美しいと、茶も丁寧に淹れるという相乗効果あり。

日用品図鑑:プロデューサー・陳暁夏代の愛用する新中式のガラス茶器etc.より

ホテルプロデューサー・龍崎翔子

「香林居」オリジナルの九谷焼茶器
「香林居」オリジナルの九谷焼茶器

金沢のホテル「香林居」のために、九谷焼の名窯〈錦山窯〉に作っていただいた茶器。

「香林居」の開業にあたって、土地の空気感を表象できるような九谷焼はないだろうかとインターネットの海に漕ぎ出した時に偶然出会ったのがこの「浮世」シリーズ。

作家さん曰く、雨の多い石川県の、雨上がりの夕空の色を表現したのだとか。伝統的な加賀五彩ではなく、淡い色がゆるやかに解け合う曖昧な絵付けに、この土地に流れる薄靄がかかった気配を感じます。

日用品図鑑:ホテルプロデューサー・龍崎翔子の愛用する〈Sleepy Tofu〉のマットレスetc.より

クリエイティブディレクター・柳原照弘

インゲヤード・ローマンの陶器
インゲヤード・ローマンの陶器

陶芸家でもあるインゲヤードがスウェーデンのスコーネで焼いてくれた器。

本来はジャム瓶としての用途ですが、窪みが手に馴染んで、毎日のコーヒーに欠かせなくなりました。

日用品図鑑:クリエイティブディレクター・柳原照弘の愛用する〈majotae 9490〉のピローケースetc.より

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