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日用品図鑑:〈Verseau〉村田美沙の愛用する故金あかりの片手土鍋と茶杯etc.

毎日使う相棒のような日用品には、その人らしさが表れている。ハーブティーブランド〈Verseau〉を主宰しながら、アーティストとして植物や茶文化のパフォーマンスを行うなど「人と植物の関係性」について探究し続けている村田美沙さんに、愛用している茶器、コート、保湿アイテム、寝具を教えてもらいました。

text & photo: Misa Murata / edit: Mami Wakao

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故金あかりさんの片手土鍋と茶杯

故金あかりの片手土鍋と茶杯

以前、〈mont et plume〉のポップアップでご一緒した、陶芸家の故金あかりさんに作っていただいた片手土鍋と少し大きめの茶杯。

片手土鍋は毎日使いたくなるデザインで、一人分のハーブティーを煮出すにはちょうどいいサイズ感です。茶杯はヨーグルトを入れたりなど、様々な食事の場面で使えるところもいいなと思っています。

〈相良-sagara-〉の柿渋染めのウールアウター

〈相良-sagara-〉の柿渋染めのウールアウター

植物染めの洋服が好きで、一つとして同じ形や染め柄がない〈相良-sagara-〉の衣を愛用しています。

特別な一着を選ぶのは迷いましたが、このアウターは柿渋染めの表情が印象的で、これだ!と思いました。ウールなので暖かくて外で茶会をするときにも重宝しています。

石油ストーブと土瓶

石油ストーブと土瓶

住んでいる京都の山のふもとは毎冬寒くて、より暖まる石油ストーブを使うのですが、保湿ケアとしてストーブの上に土瓶を置いています。

使いかけの生姜やみかんの皮、少し湿気ってしまったハーブを土瓶に入れておくと、蒸気が漢方薬局のようなよい香りになります。

土瓶は台北で茶人をしている友人から購入しました。旅先ではその土地の文化を体感できるお茶の道具をいつも探しています。

〈Watanabe Textile〉のブランケット

〈Watanabe Textile〉のブランケット

ウラジロモミのように、表裏で異なる色合いのブランケット。作り手の渡邊竜康さんがいつも見ているという富士吉田の自然風景が生地から伝わってきます。

肌触りも心地よくて、心も体も満たされるブランケットだと思います。

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