デザインディレクター・川浪寛朗

著名なスピーカーエンジニアのフィル・ジョーンズが設計したHi-Fiアクティブスピーカー。
書棚に自然と収まるオーソドックスな見た目とアンプ内臓のシンプルなシステムながら、ハッとするほど繊細で澄んだ音を鳴らしてくれます。音楽はもっぱらスマホですが、Bluetoothではもったいないので、より高音質なWifiオーディオレシーバーを介して接続しています。
お酒を飲んだ後、ソファの良いポジションで音楽を聴くのが日々のささやかな楽しみです。
このオーディオでよく聴く音楽
ポーランドのピアニストによる地元の屋外庭園でのライブの録音アルバム。静かな夜にA80で流すと、美しい旋律と小鳥の鳴き声や子供の声などの環境音が響き合い、なんとも言えない空間になります。映像の方もため息が出るほど素晴らしいです。
ライター・mei

起床してまずやることが、iPhoneと〈Marshall〉のBluetoothを繋ぐこと。それくらい生活に欠かせないアイテムのひとつです。
レコードでも音楽を聴きますが、アナログな雰囲気とは違って立体感と重厚感のある音が楽しめるので、その日の気分で使い分けています。
特によく聴くジャズやUKロックとの相性が良く、これからもずっとお世話になる予定。
このオーディオでよく聴く音楽
ジャズ、ヒップホップ、ソウルなどジャンルレスな音楽をTom Mischのギターと歌声でオリジナルにまとめあげた1枚。リリースされたときからお気に入りで、今でも無意識に聴いてしまうアルバムです。
〈HOLON〉ディレクター・堀江麗

シンプルなデザインなので、普段の服装を邪魔しない印象です。つけ心地も抜群。
低音域に強いオーディオが好きで、音に没入したいときは装着しています。
このオーディオでよく聴く音楽
植物や生命、地球や人と向き合うアーティスト。
世界を浮遊するように生きていきたいなと思いながら、夜中に聴いたり……。夜型でよかった!
グラフィックデザイナー・岸直人

デンマークのオーディオメーカー〈Bang&Olufsen〉の6連奏CDプレイヤー「BeoSound 9000」。チェンジャーが移動するさまにはゾクゾクします。
2011年に発売が終了、2020年にはメーカー修理も終了してしまったのですが、個人のマニアの方に修理してもらったりして、なんとか使い続けています。あのおじさんがいなくなったらどうしよう。(泣)
このオーディオでよく聴く音楽
ポーランドのピアニストSlawek Jaskulkeが同郷ポーランドの画家ラファウ・ブイノフスキの絵画にインスピレーションを受けて生まれたとされるソロ・ピアノ・アルバム「Music on Canvas」の一曲です。東ヨーロッパっぽいもの淋しさを根底に感じつつも、美しいメロディラインで朝にも夜にもハマります。