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ニュージーランドの100%ヴィーガンアイスはカリフラワー入り!?

海外アイスの潮流に目を向けると、ニュージランドではどうやらカリフラワーを使ったヴィーガンアイスが流行中の様子。アイスの原点回帰のように、地中海の空気に包まれていた。


初出:BRUTUS No.1009「本当においしいアイスクリーム」(2024年6月3日発売)

photo: Antill Photography / text: Mari Clothier

ヴィーガンアイスといえば植物性ミルクをベースにしたものが多いが、アイス大国ニュージーランドでカリフラワーを使って話題なのが〈EatKinda〉。レシピを考案した創業者の一人、ジェニ・マセソンはカボチャなど、野菜での試作を繰り返し、比較的無味で食感が良いカリフラワーが最適だと気づいたそう。

乳製品、大豆、ナッツ類はもとより、パーム油、遺伝子組み換え作物、食品添加物を含まず、アレルギーに悩む人も、ヴィーガンの人も楽しめる。ちなみに、カリフラワーは廃棄処分予定の規格外のものを、容器には一般家庭で堆肥化可能な素材を採用し、環境にも配慮している。

〈EatKinda〉のアイスクリーム
従来のアイスクリームより舌触りが滑らか!
フレーバーは左から、ストロベリースウィール、チョコレートスウィール、ミントチョコビッキーの3種類。473㎖入りで13NZドル。

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