細かいことは気にしない。
まずは体で味わわなきゃ。
お酒全般、生産者や産地を勉強しないから、不誠実な飲み手かもしれない。そんな私をフランクに迎え入れてくれるのがナチュラルワインと、それを扱うお店の人たち。
〈カビ〉や〈ヒューマンネイチャー〉、下北沢の〈ドリンク&ムード ムー〉など、信頼できる店主やソムリエがいるところに通い、基本はお任せ。その日その時だけの楽しい瞬間に集中したいから、ボトルや食事の写真は撮りません。
でも〈ケイブマン〉で飲んだジェラール・シュレールは、昨年の夏からカメラロールにあって。リースリング独特の苦味がなく、驚くほどスルスル飲めたことを覚えています。
そうそう、苦手な人がいないから、手みやげにしやすいのも良いところ。1人では飲まないけど、常時1〜2本は家にあります。店にせよ、友人宅にせよ、ワインによって醸成される場のムードに魅了されているのかも。