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モデル、女優・比留川游が選ぶ一本。私の好きなナチュラルワイン

ここ10年で、ワインは難しいものから、一気に私たちに身近なお酒になりました。ナチュラルワインをカジュアルに楽しむワイン好きに聞いた、お気に入りの一本とは?

photo: Tetsuya Ito / illustration: Hitoshi Kuroki / text: Maki Kakimoto / styling: Mitsue Ishigami / hair&make: Mayuko Inomata / cooperation: no. 501

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造り手のキャラクターを
エチケットから感じ取る。

比留川 游(モデル、女優)
今回訪れたのは、ナチュラルワインを扱う外苑前のショップ〈no.501〉。店内には飲めるスペースも併設され常時10種類以上のグラスが楽しめる。ジャケット91,300円(スタンドアローン/ジャーナル スタンダード 自由が丘店 TEL:03-5731-0128)、オーバーオール19,800円(ペイデイ/ジャーナル スタンダード 自由が丘店)、サンダル57,200円(マリアム ナッサー ザドゥー/プラージュ 代官山店 TEL:03-5428-5098)、ピアス8,800円、ブレスレット16,500円、バングル18,700円、リング12,100円(以上ニナ・エ・ジュール/ショールーム233 TEL:03-6859-8112)

好きだと感じるワインはイタリアが多く、行きつけのワインショップ数軒もイタリアワイン中心。選んだドメーヌ・ガングランジェは、そんな私をフランス・アルザスワインのおいしさに目覚めさせてくれた一本。

邪魔はしないけれど、主張もあるそのバランスの良さに惹かれました。エチケットも好み。ワインを買う時はまず、ビジュアルが可愛いと思ったものをいくつか自分でピックアップし、それからお店の人に産地や味わいなどを尋ねながら決めていきます。

造り手のキャラクターが出ている部分でもあると思うので、惹かれたエチケットはあまり外れないんですよね。そして癖の強さも重要。ウイスキーもスモーキーなものを選んだり、独特の癖を強く感じるお酒が好きなんです。ナチュラルワインは一癖あるものが多くて嬉しい。スルスル飲めて軽いと一瞬でなくなっちゃいますし(笑)。

ドメーヌ・ガングランジェ アルザス・ピノブラン
ドメーヌ・ガングランジェ アルザス・ピノブラン/「都立大学のワインバー〈マルカン〉でおすすめしてもらったアルザスワインの中で一番好みだった一本。味がしっかりしているのにどんな料理にも合う万能さを感じました。果実味と軽やかな苦味など絶妙なバランス感」

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