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あの人の、いつもの朝ごはんvol.5 塩塚モエカ、eri、渡辺俊美

朝ごはんは家族と一緒に。好きなものを好きなだけ食べる。お気に入りの店で至福のひとときを過ごす。和食に洋食、朝パフェ、朝ラー、朝カレー。過ごし方も違えば、食べるものも違う。だけどみんな等しく、朝食が大好きなんです。

Photo: Satoshi Nagare / Text: Emi Fukushima, Asuka Ochi, Katsumi Watanabe

いつもの朝ごはん。

塩塚モエカ

友人たちとの楽しい語らいは
目にも楽しい特別な朝食を囲んで

朝というと、搾ったら果汁が出てきそうなくらい瑞々しいイメージ。前向きになれる大好きな時間なので、家事をしたり、曲を作ったりして充実させています。初めて作った「魔法」は朝についての曲だし、羊文学の中でもかなりポップな「あたらしいわたし」みたいな爽やかな曲は、だいたい朝に生まれていますね。

塩塚モエカさん

そして友人と会うのも、朝ごはんの時間が多いです。スケジュールに融通が利くフリーランスの子が多いので、早くから外に出て、午後からの時間を有効に使おうっていう考え方で。そんな時に決まって行くのが、中目黒にある〈ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ〉のモーニング。

前に付き合っていた彼が教えてくれたんですが、味にも雰囲気にも感激したので、友人と何回も来て思い出を塗り替えています(笑)。メニューは、ミネストローネを中心に野菜を使ったデリがたくさんのっているカラフルなワンプレートの1種類で、自家製のおいしいパンもお代わり自由!

普段の朝食は残り物などで軽く済ませてしまうことが多い分、この満足感と特別感には友人たちと「ちゃんと生きてるって感じがする」と話しながら味わっています(笑)。仕事の話をしたり、恋の話をしたり、ダークな愚痴が出てこないのも朝の良いところ。しゃべりまくって昼近くまで滞在。お店を出る頃にはまたお腹が空いていて、気になるランチへはしごするのもまた、お決まりです。

〈ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ〉の 1プレートデリ
〈ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ〉の1プレートデリ。
パンブッフェとドリンク付きで¥1,430。

eri

食べたい時だけ
体が喜ぶライトな朝食を

ほとんどヴィーガンになってから、朝昼晩と食べることを守るのでなく、体が必要としていておいしいと思える量を意識して口にするようになりました。朝と昼は抜くことが多いのですが、お腹が空いた時はグラノーラやコールドプレスジュースなど軽いものをとります。

その方が、頭が回るし、体も重くならない。“ながら”が好きなので、いつもメールをチェックしながらとか、本を読みながらですね。定番は、豆乳ヨーグルトにグラノーラ。特にLAのレストラン〈Sqirl〉のものがすごく好き。グラノーラって噛み応えのあるものが多いんですが、これは穀物を小さなパフ状にしていて、ふわふわサクサク。さらっと食べられるんです。

〈Sqirl〉のグラノーラ
〈Sqirl〉のグラノーラ。
軽い食感がお気に入り。牛乳でなく豆乳のヨーグルトで。バナナをのせ、アガベシロップをかけて。コーヒーは〈明天好好〉、カップはLAで買ったピーター・シャイヤーのもの。

渡辺俊美

少し高カロリーだけど
家族愛に溢れた朝定

長男が高校生だった頃、毎日お弁当を作っていて、今は幼稚園生になる娘の分を作っています。料理する時に少しだけおかずを多めに作り、自分の朝食のおかずにしていますね。定番は少し甘めに味つけした卵焼き、リクエストが多いのは鶏の唐揚げかな。

育ち盛りだった息子のものとは違い、幼稚園の女の子はそんなに食べられないから、おかずを小さく作るんです。だから、朝から揚げものでも、意外と食べられますね。あとは副菜。妻のお義母さんからぬか床を受け継ぎ、毎日かき混ぜては、季節の野菜を漬けています。

今はニンジンとキュウリ。それに徳島から送ってもらったフキ味噌など、佃煮系も欠かせません。来年度から次男が幼稚園で、まだ朝食とお弁当を作る予定。サバの漬物とか、すでに好みが渋いから、今から楽しみです。

卵焼きと唐揚げ、ブロッコリーとパプリカの炒め物はお弁当の残り
お弁当のおかずの残りを朝食へ。
卵焼きと唐揚げ、ブロッコリーとパプリカの炒め物はお弁当の残り。小鉢はニンジンとキュウリのぬか漬け、フキ味噌、小田原のサバのオリーブオイル漬け。