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旅行に役立つ! 関西のご当地ミュージアム

小さな国土の中に多様な気候風土や歴史文化が凝縮した日本は、ミュージアムのダイバーシティがスゴイ!各都道府県にはその土地ならではの魅力や特徴を前面に押し出したミュージアムがたくさん存在し、唯一無二の面白さを体験できる。訪れると旅気分が盛り上がり、知られざるディープな情報も得られる、選りすぐりの“ご当地ミュージアム”を一挙紹介!

text: Ku Ishikawa, Yuriko Kobayashi, Toyofumi Makino / edit: Yuriko Kobayashi

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鳥羽市立 海の博物館(三重県)

志摩半島の海女や伊勢湾の漁師など、海に生きる人々の文化を紹介。多くの民俗資料や実物大の木造船を使った漁の再現などスケールの大きな展示が見どころ。磯の生き物観察や貝殻を使ったクラフト体験も人気。

海女や漁師の民俗資料

鳥羽市立 海の博物館

住所:鳥羽市浦村町大吉1731−68|地図
TEL:0599-32-6006
HP:http://www.umihaku.com/

海洋堂フィギュアミュージアム 黒壁 龍遊館(滋賀県)

長浜市〈黒壁スクエア〉にある〈海洋堂〉のミュージアム。食玩やフィギュアなど、これまでのハイクオリティな仕事が一望でき、今やフィギュアの聖地に。入口では『北斗の拳』の等身大キャラクターが迎えてくれる。

北斗の拳_等身大フィギュア

海洋堂フィギュアミュージアム 黒壁 龍遊館

住所:長浜市元浜町13−31|地図
TEL:0749-68-1680
HP:http://www.ryuyukan.net/

日本の鬼の交流博物館(京都府)

酒呑童子など地元の大江山に伝わる鬼の伝説をはじめ、日本各地の鬼にまつわる事柄を広く紹介。徒歩15分ほど離れた丘にはウルトラマンの美術総監督である成田亨が手がける鬼のモニュメントが置かれている。

成田亨_鬼のモニュメント

日本の鬼の交流博物館

住所:福知山市大江町佛性寺909|地図
TEL:0773-56-1996
HP:https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/onihaku/

カップヌードルミュージアム 大阪池田(大阪府)

〈日清食品〉の創業者・安藤百福が《チキンラーメン》を発明したのが池田市。自宅の研究小屋の再現など、歴史を振り返る展示が魅力。具やスープを組み合わせオリジナルのカップヌードルが作れる工房もおすすめ。

オリジナルカップヌードル作成の様子

カップヌードルミュージアム 大阪池田

住所:池田市満寿美町8−25|地図
TEL:072-752-3484
HP:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/

神戸ファッション美術館(兵庫県)

港町としていち早く海外の文化を取り入れ、1973年にファッション都市宣言をした神戸にあるファッションを主題に扱う公立では日本初の美術館。舞台衣装や切り絵など多様なテーマの特別展を開催。

神戸ファッション美術館_外観
©神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館

住所:神戸市東灘区向洋町中2−9−1|地図
TEL:078-858-0050
HP:https://www.fashionmuseum.jp/

奈良金魚ミュージアム(奈良県)

奈良県大和郡山市は金魚の三大産地の一つ。かの地で育まれた金魚が優雅に泳ぐアクアリウム型のミュージアムでは、プロジェクションマッピングなど最新の技術を駆使した幻想的で優美な展示が魅力。

金魚_アクアリウム

奈良金魚ミュージアム

住所:奈良市二条大路南1−3−1 4F|地図
TEL:080-4689-2142
HP:https://kingyomuseum.com/

太地町立くじらの博物館(和歌山県)

古くから現在に至るまでクジラと深い関わりを持ってきた太地町。人口3,000人という町の規模に反して知名度が高いのは、ひとえにクジラとともに歩んできた歴史があるから。そんな町のクジラ文化をくまなく堪能できる博物館は、とにかくダイナミック!

本館にはセミクジラの実物骨格標本が吊り下げられ、屋外にあるシロナガスクジラの全身骨格レプリカは体長26mにも及ぶ。さらに海洋水族館や、クジラがショーを行う入り江を利用した自然プールも。小型のクジラやイルカと泳げるアクティビティもある。

クジラ_骨格標本

太地町立くじらの博物館

住所:東牟婁郡太地町太地2934−2|地図
TEL:0735-59-2400
HP:http://www.kujirakan.jp/

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