一番人気のクーペを体験
試乗のため、〈LEXUS MEETS...〉を訪れたミュージシャンの堀込高樹さん。レクサスに乗るのは今日が初めて。
併設のカフェ〈THE SPINDLE〉でコーヒーとサンドイッチをテイクアウトしてから、受付へ。簡単な手続きを済ませると、今日試乗するレクサス最上級のフラッグシップクーペ、LC500とご対面だ。
「普段から、最寄り駅やスタジオに行くときなど、ほぼ毎日、車に乗っています。これまでは実用一辺倒の車種だったのですが、いまの愛車は、音楽機材などの荷物が積めて、かつ走りの楽しさも感じられる一台。LC500も走りを楽しめる車種と聞いたので、体験するのが楽しみです」
静粛性にすぐれた車内
羽田空港エリアへ向けて、いざ出発。車に乗り込んでエンジンをかけると、堀込さんも思わず声を上げるような、迫力のある音が響いた。
「いい音ですね。でも、窓を閉めて走り出すと本当に静か。実際、外でエンジン音がどれくらい出ているのか、乗っている自分が気になってしまうほどです。ステアリングも、アクセルペダルも軽くて、いま自分が乗っている車とは随分違います。踏み込むというより、少し踏むくらいですーっと進む。ハンドルの戻りも気持ちいいし、乗り心地も快適です」
走行シーンや気分に合わせて、ドライブモードを切り替えられるのもLC500の特徴のひとつ。首都高に乗り1号羽田線へ入ると、モードスイッチを通常の「Normal」から、高速走行に適した「Sport S」へとチェンジ。すると、エンジン音もガラッと変わる。東京モノレールと並走するように、スピードを上げた。
「モードを切り替えると、足回りやハンドルの重さがまた少し変わる。今度は、ぐんと踏み込みがあります。自分の体に合うようにハンドル位置や高さが細かく調整できるのもあって、車との一体感を得られますね」
首都高を駆け抜け、空港へ
あっという間に羽田空港へ。第3ターミナル付近に車を止め、飛行機が飛び立つのを眺めながらひと休み。
「内装も優雅ですが、外装のデザインも曲線の流れに品があってカッコいいですね。景色がくっきりと映り込む鏡面塗装も美しいです。レクサスに乗ってドライブするなら、今日のように気持ちよく走れそうな羽田や、レクサスの高級感にもピッタリの高輪なんかに行きたいですね。車に合った生活をしないといけなくなるなぁ(笑)」
トンネルでローリングを楽しむ
さらにレクサスの走りを堪能しようと、帰りは寄り道して山手トンネルを走ることに。トンネルに入ると、スポーツ走行に対応する「Sport S+」にモードを切り替える。
「加速がパワフルですね。減速用バンプもあまりガタガタせずに走り抜けられて、アグレッシブな走りを楽しめます。普段乗っている車は、高速でトンネルに入るとうるさくて何も聴こえないので、こうして話をしていてもまったくストレスがないのに驚きました」
車ではいつもラジオを聴くという堀込さん。トンネルでAMのスイッチをオンにする。
「CDだと自分が知っている曲を聴くことになりますが、ラジオは新しい曲を知ることができるのがいいんです。それにしても、小さな音でBGMがよく聴こえますね。車の中って、音楽が楽しく聴ける空間なんですよね。何かを熟考することには向いていないかもしれないけれど、こうして音楽を聴いていると、ふとした瞬間に創作のヒントが降りてきたりもする。だから、こんなふうに都内を無目的にドライブすることもよくありますよ。国会議事堂の辺りを走ったりするのも気持ちいいんです」
日比谷へ向かう帰り道、高速が少し混んできたので、「Comfort」モードに。
「ちょっと進んですぐブレーキを踏んでというときは車がカクカクしがちですが、それがあまりないように感じます。モードチェンジの機能があることで、その時々でいろいろな走りを選べる。乗る楽しさがありますね」
90分のドライブを終えて
ドライブを楽しんだ90分で、これまで持っていたレクサスのイメージをより確かなものにしたという堀込さん。
「実際に乗ってみて、すべてがハイクオリティでやっぱりいい車だなぁと実感できたのが良かったです。レクサスはどちらかというとセダンというイメージが強かったのですが、LC500のようにスポーツに特化した車種も面白いですね。スポーツとセダンの良さをどちらも感じることができました。今日試乗して操作にもだいぶ慣れたので、次回はプライベートで、さらに車の走りに注視してドライブを楽しんでみたいです」